平成21年4月26日日曜日、第40回史跡文化財セミナー「寺本古代寺院跡と甲斐国府」を笛吹市春日居町で開催しました。
前日の雨が嘘かのように晴れ渡った天気のもと、27名の参加で寺本古代寺院跡などの史跡を歩いて(約6キロ超え)巡りました。
☆見学コース☆
はじめの会(春日居福祉会館前)→寺本古代寺院跡→木造地蔵菩薩
→国府関連遺跡→高倉宮→大中院→甲斐奈神社→温泉湧出記念公園
→山梨岡神社→勺薬塚→保雲寺→鎮目寺跡→天神塚古墳
→石尊神社→椚田遺跡→熊野堂立川不動尊→熊野社
→終わりの会(春日居福祉会館前)
この地域にはたくさんの見学ポイントがあり、講師の先生のご配慮で予定していなかった場所にもたくさん立ち寄ることができました。内田様、ありがとうございました。

【春日居福祉会館前】
史跡文化財セミナーは、毎回人気の企画で、はじめての方、リピーターの方、県外からの方、協力員の方、小学1年生のお子さんの参加がありました。
今回は考古博物館武井館長も参加しました。

【寺本古代寺院跡】
寺本古代寺院は笛吹市の指定史跡で、白鳳時代の寺院の跡です。
今、注目されている史跡のひとつです。

講師は、笛吹市教育委員会文化財課内田裕一さん。
発掘風景の写真や資料などの提示しながら熱心に説明してくださいました。

寺本古代寺院の塔の心礎です。
この心礎は、当時のままの位置であるそうです。

寺本古代寺院の南門の跡です。
一昨年度発掘調査が行われ、瓦などが出土している地点です。
看板も新たに立てられました。

【木造地蔵菩薩】

県立博物館の開催された木喰展にも展示された地蔵菩薩です。

【国府関連遺跡】
今はぶどう畑ですが、ここは奈良・平安時代に甲斐の国府や山梨郡の役所が置かれた地域であると考えられています。
発掘調査で、礎石建物跡が確認されたり、炭化米が出土しています。

【高倉宮】
甲斐奈神社の飛地にある摂社。

【大中院】
810~824頃に創建されたお寺。
もとは真言宗のお寺でしたが、今は曹洞宗のお寺です。

大中院の墓地にある、江戸時代の医師「辻保順守瓶」のお墓を見学。
参加者からの質問もありました。

【甲斐奈神社】

熱心に講師の先生の説明を聞く参加者のみなさんです。

【温泉湧出公園】
「こんな場所があったんだ」と新発見!?
温泉は温かい?

次の目的地、「山梨岡神社」へ向かって歩きます。
笈形山(おいがたやま)が見えます。

山梨岡神社にある、天然記念物のフジがきれいに咲いていました。

【山梨岡神社】
ここでは宮司さんが丁寧に説明してくださいました。

特別に本殿の中にも上がらせていただき中も見学しました。
宮司様、貴重なものも見せてくださいまして、ありがとうございました。

【保雲寺】
立派な本堂です。
ここで昼食を取らせていただきました。

本堂内で説明がありました。

【天神塚古墳】
6世紀後半に造られた円墳。
横穴式石室です。

【石尊神社】

【椚田遺跡】
今は畑や家になってしまったところからは、掘立柱建物跡が発見されました。

熊野堂立川不動尊参道跡にも立ち寄りました。
参道跡がわかるようにと玉砂利を敷かれ、標示されています。

【熊野堂立川不動尊】

迫力のある不動尊さんです。指定文化財。

【熊野社】
最後の見学地点です。
朝10時より午後3時まで長い距離お疲れさまでした。
今回は、歩いて巡ることでしか立ち寄ることができないポイントにも行くことができたり、講師の先生の説明なしでは行くことのできないところへも立ち寄ることができてよかったのではないでしょうか?
次回の史跡文化財セミナーは6月14日(日)都留市で「勝山城と谷村城下町」をテーマにして開催します。
都留市にお住まいの方、都留の文化財を知ってみませんか?
その他の地域の方も大歓迎です。多くのご参加お待ちしております。