« 平成25年巳年 2013.1.8 | メイン | 平成25年 新年干支展開催中(1月27日(日)まで) »

平成25年 新年イベント「古代のもちつき」 2013.1.2・3

20130108-18.jpg

恒例の新年のイベントとなっております「古代のもちつき」を1月2・3日(水・木)、各日2回ずつ(午前の回 11時~12時20分、午後の回 2時~3時30分)開催をしました。

このイベントでは、蒸したもち米(古代人も食べたという古代米など混ぜたもち米)を弥生時代の出土品を模してつくられた木の臼と杵(竪杵)でつき、おもちにして、味わいました。
また、おもちつきの後には、当館学芸員による楽しい館内の展示解説(常設展・冬季企画展「甲州市内の出土品Ⅱ~ワインの町の縄文時代~」・新年干支展)を行いました。

2日間で109名にご参加いただき、新年のひとときを楽しんでいただきました。

古代のもちつきご案内

*平成25年の巳年のおもち*
2日 午前 もち米+黒米(古代米)
20130108-19.jpg 20130108-20.jpg 

2日 午後 もち米+赤米
20130108-21.jpg
    
3日
午前 もち米+黒米(古代米)

午後 もち米+雑穀(アワ・キビ)、半量にエゴマをプラス

20130108-22.jpg(アワ)
20130108-23.jpg(キビ)

20130108-24.jpg(エゴマ)

エゴマの圧痕土器や炭化物から縄文時代からエゴマがあることがわかっています。

1/3に使用した黒米は、昨年に引き続き、甲府市にお住まいの三枝様(黒米は韮崎市産)が育てたものをいただきました。
ありがとうございました。

20130108-25.jpg

20130108-26.jpg

考古博物館前の炉でもち米、黒米などを蒸しました。
昨年度から使っているカマド・羽釜・蒸籠です。
協力員さんが火の番をしてくださいました。

このようなおもちつきの各作業を協力員さんにもお手伝いいただきました。
(1月2日 4名、1月3日 1名、午前のみ2名)
新年のお忙しい時にお手伝いいただきありがとうございました!

もち米などを火にかけて40分ほどで蒸しあがりました。

20130108-27.jpg

もち米・黒米の蒸しあがり。
ホカホカです。

20130108-28.jpg

もち米、雑穀(アワ・キビ)の蒸し上がり。

いざ、臼の中へ入れおもちつき!

20130108-29.jpg(1/2午前)
20130108-30.jpg(1/3午後)

ですが、その前に少し竪杵や臼・もちつきの歴史などの説明を聞きお勉強。

臼は寸胴ではなく、くびれた形をしています。杵は竪杵です。
竪杵は脱穀や精米などに使用されたものです。

県内からは南アルプス市の油田遺跡から竪杵が出土しています。
(最大長78.5㎝、最大幅7.2㎝)
山梨県埋蔵文化財センター遺跡トピックス№144

ではではお待ちかねのおもちつき開始!

20130108-31.jpg(1/2午後)

20130108-32.jpg(1/2午前 黒米)
20130108-33.jpg(1/2午前)
20130108-34.jpg(1/2午前)

ペッタン!ペッタン!
杵はとても重いので、小さいお子さんは職員と一緒につきます。
お父さんも頑張って何度もついてくれました。

20130108-35.jpg20130108-36.jpg20130108-37.jpg
(1/2午後 赤米)

20130108-38.jpg(1/2午後)

20130108-39.jpg(1/2午後)

20130108-40.jpg20130108-41.jpg

協力員さんがおもちを返す役をしてくれました。
熱いおもちを返します。

20130108-42.jpg

協力員さんもひとつき!ふたつき!!つく作業にも参加!

20130108-43.jpg(1/3午前)
20130108-44.jpg(1/3午前)

20130108-45.jpg

黒米もちのつきあがり。つぶつぶ黒いのが黒米(玄米)です。

20130108-46.jpg

雑穀もち。アワ・キビもちのつき始め。
お米ツブツブ状態です。

20130108-47.jpg 20130108-48.jpg(1/3午後雑穀)

20130108-49.jpg1/3午後)

20130108-50.jpg

半分にはエゴマを入れて軽くつく。

みなさん、古代人の気持ちになりながら、一生懸命「おいしくなぁれ、おいしくなぁれと」と言いながらおもちをついてくれたのでとってもおいしそうなおもちにつきあがりました。

20130108-51.jpg

20130108-56.jpg

黒米もち(1月2日 午前の回、1月3日 午前の回)
紫色のおもち。
まるでおはぎのよう。

20130108-52.jpg
20130108-53.jpg

赤米もち(1月2日 午後の回)
赤い色はほとんどおもち自体にはついていないです。
赤いツブツブで残っているのは赤米です。

20130108-57.jpg

雑穀もち(1月3日 午後の回)
キビの黄色がきれいです。
アワはクリーム色をしているので同化してしまっているようす。

20130108-58.jpg

エゴマ入りは大人の味かな。

20130108-54.jpg
20130108-55.jpg

きな粉(砂糖入り)やエゴマを磨ったもの(砂糖入り)をおもちにかけて食べました。
大豆は北杜市酒呑場遺跡出土の縄文土器の中からは栽培された大豆がみつかっています(痕のみ)。

20130108-59.jpg
20130108-60.jpg
20130108-61.jpg

つきたてのおもちは小さくわけて、味わいました。
取り分ける作業は協力員さんお手伝いいただきました。
素早く、取り分けてくれました。

20130108-62.jpg
20130108-63.jpg

つきたてのおもち(どの種類も)をおいしそうにほおばっていました。
3種類(そのまま、きな粉、エゴマ)食べ比べ、なにもかけないそのままの黒米おもちが一番おいしいと言っていたお子さんもいました。


お腹がいっぱいになった後は…

20130108-64.jpg
20130108-65.jpg

学芸員の解説で展示見学。

新年干支展。
平成25年 新年干支展

20130108-66.jpg
20130108-67.jpg
20130108-68.jpg

常設展、冬季企画展「甲州市内の出土品Ⅱ~ワインの町の縄文時代~」を見学しました。

皆さん干支に関係する出土品や弥生時代の稲作に関する展示などを興味深く見ていました。

20130108-69.jpg
20130108-70.jpg

おもちつきに関連して「常設展 弥生時代のコーナー 稲作に関わるものをみてクイズにチャレンジ!」も行いました。
クイズに参加してくれた方には、古代のもちつきのチラシやポスターに描かれている干支の巳ちゃんのシールつきのパッケージに入ったクルミ(公園内で採集)をプレゼントしました。

20130108-71.jpg

この古代のもちつきイベントはテレビ・新聞の方に取材いただき、放映されたり記事が掲載されたりしました。

甲府CATVさん、テレビ朝日さん(You Tubeで昨年同様、みることができます→こちら)、朝日新聞さん、毎日新聞さん。
ありがとうございました。

開館31年目となりました考古博物館、今年1年もよろしくお願いいたします。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2013年01月08日 16:51に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「平成25年巳年 2013.1.8」です。

次の投稿は「平成25年 新年干支展開催中(1月27日(日)まで)」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35