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考古博物館開館30周年記念特別展「インカ帝国展~マチュピチュ「発見」100年~」記念講演会 2012.10.28

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好評開催中の考古博物館開館30周年記念特別展「インカ帝国展~マチュピチュ「発見」100年~」の記念講演会「石とインカ」、「DNAが語るインカ帝国への道」が平成24年10月28日(日)(午後1時~2時52分)風土記の丘研修センターにて開催されました。

*記念講演会のご案内

講演会は講師にインカ帝国展監修者である網野徹哉氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)と篠田謙一氏(国立科学博物館人類研究部人類史研究グループ長)をお迎えしてインカ帝国展の展示をさらに興味を持ってみてもらえるようなお話をお二人の先生に約1時間弱ずつしていただきました。
※インカ帝国展は「考古学」「人類学」「歴史学」などの分野の最新研究をもとに、インカ帝国の始まりからスペイン人に支配されたその後までを紹介しています。

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実はお二人とも「山梨」にゆかりがあるそうです。
講演の冒頭にそんな話もされていました。
参加された方も親近感を感じたのではないでしょうか。
(写真左 網野先生 右 篠田先生)

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網野先生のご講演
「石とインカ」

網野先生は歴史学の先生で古文書分析を通じて、植民地時代のアンデス社会の歴史を多角的に研究されています。
先生のインカの歴史との出会いのお話やシエサ(スペイン人 《インカの歴史》そしてスペイン人による《征服の歴史》をめぐる長大な書物を著した)が記述したインカの石についての話、インカ人にとって石とは何であったのかのお話、インカ帝国の石のお話など話されました。

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篠田先生のご講演
「DNAが語るインカ帝国への道」
篠田先生は人類学の先生でDNA分析により日本人やアンデス先住民の系統と社会情報を研究されています。
講演ではインカ人を調べるため、苦労して人骨を集めてDNA分析をした話やその結果などが話されました。

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また篠田先生はインカ帝国展の展示のミイラのコーナーでもお馴染みです。
ミイラコーナーでは篠田先生の声でミイラの解説を聞くことができます。
ミイラがペルーより日本に来るまで話など展覧会を見るだけでは知ることができない貴重なお話もしてくださいました。

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UTY山梨放送の取材や新聞社の取材もありました。インカ帝国展への関心の高さがうかがえます。

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県内外の方103名という多くの参加を頂戴しました。
参加者は興味深く聴講していました。
また時折先生の話に「わっ」という笑いも起こり、時間を早く感じた2時間だったようです。
講演会最後は大きな拍手で締めくくられました。
網野先生、篠田先生ご講演ありがとうございました。

すでに展示を見た方も講演を聞いてまた展示を見たくなったのではないでしょうか。
インカ帝国展の会期もあとわずかとなってきました。11月14日(水)までの開催です。
ゆっくり展示を観覧されたい方は平日の朝(9時~)をおすすめします。
500円で音声ガイドの貸出も行っています。より詳しい解説を聞きながらの観覧はいかがでしょうか。

*インカ帝国展 山梨版 ホームページ
*考古博物館ホームページ インカ帝国展ご案内ページ

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2012年11月01日 20:56に投稿されたエントリーのページです。

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