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考古博物館平成24年度春季企画展「躍動の5世紀~古墳時代中期の山梨~」は7月1日(日)まで開催。

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【春季企画展外看板】

平成24年度春季企画展「躍動の5世紀~古墳時代中期の山梨~」の会期も7月1日(日)まであと2週間程となっています。

今回の企画展では、今から約1600年前の古墳時代中期にスポットを当てた展示です。
その頃山梨はどんなようすだったのでしょうか?
5世紀は日本の周辺、特に朝鮮半島は激動の時代を迎え、日本もその流れに巻き込まれていきます。その結果甲冑や馬具、かまど、須恵器なども日本に伝わってきました。

では、展示の一部を紹介します。

◆展示構成

Ⅰ5世紀の幕開けの前夜

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5世紀の以前(古墳時代前期)のようすを伝える遺物を展示しています。
甲斐銚子塚古墳(甲府市)出土の埴輪や伝甲斐銚子塚古墳出土の勾玉、物見塚古墳(南アルプス市)出土の鉄剣や管玉・臼玉など。

Ⅱ躍動の5世紀
メイン展示となる5世紀のようすを伝える遺物を展示しています。

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丸山塚古墳(甲府市)出土ヤリガンナ、東山南遺跡(甲府市)出土須恵器、塩部遺跡(甲府市)馬骨、かんかん塚古墳(甲府市)出土轡・三環鈴・輪鐙、大塚古墳(市川三郷町)出土六鈴鏡(複製)、大原遺跡(笛吹市)出土ミニチュア土器、大蔵経寺前遺跡(笛吹市)出土石製模造品など。

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「坪井正五郎 書簡」は今回新発見・初展示資料となります。
松野様よりご寄贈いただきました。

この書簡は、丸山塚古墳出土品を預かることになった坪井正五郎氏が調査のため保管を願い出た文書です。
※丸山塚古墳(甲府市)は5世紀初めの県内最大の円墳です。
明治40年当時の丸山塚古墳の出土品のやりとりがわかる資料として貴重な発見となりました。

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須恵器の登場
5世紀になって大陸から登り窯で焼かれる須恵器も伝わりました。
新しい器です。

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馬具の登場
馬具も5世紀始め頃に朝鮮半島から本格的に入ってき、5世紀後半以降に国産品がつくられるようになり副葬品として多くみられるようになりました。

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こちらの武人さんどこかで見たような…。

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企画展のポスター・チラシにも登場している武人さんも展示で登場しています。
武人さん短甲(たんこう)と眉庇付冑(まびさしつきかぶと)を身に付けています。

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古墳時代の神へのまつりに関係している遺物を展示しています。
大原遺跡(笛吹市)ではまつりの跡がみつかっています。
大量のミニチュア土器が出土しました。石製模造品(剣形)もまつりの道具です。

Ⅲ中期から後期へ
5世紀を経て6世紀のようすも紹介しています。
四ッ塚古墳(笛吹市)出土の玉類などを展示しています。

春季企画展「躍動の5世紀~古墳時代中期の山梨~」
会期:平成24年4月28日(土)~7月1日(日)
会場:考古博物館 特別展示室
観覧料:無料

ご来館お待ちしております。

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2012年06月13日 09:23に投稿されたエントリーのページです。

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