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2011年08月 アーカイブ

2011年08月03日

公開講座 「古墳時代の山梨を語る」2011.7.2

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平成23年7月2日(土)にベルクラシック甲府にて立正大学同窓会山梨県支部主催、協力会共催講座・公開講座「古墳時代の山梨を語る」が開催されました。

*ご案内のチラシはこちら

立正大学出身、山梨県立考古博物館 石神学芸員が講師としてこの講座に招かれました。
1時間ほどの講座でしたが、山梨の古墳時代についてわかりやすくお話いただきました。

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協力員さんも含め、30名ほどの参加者があったそうです。

参加された協力員さんから、「山梨の古墳時代についてよくわかった」「ボランティアガイド研修会でもそのような話を聞きたい」ということを聞きましたので、石神学芸員の講座はとてもよいものであったことがわかりました。

石神学芸員お疲れ様でした。

★ここに掲載しました、写真は協力員一瀬さんよりいただきました。
  ありがとうございました。

ミュージアムショップをのぞいてみよう!「夏休み特集」開催中!

考古博物館ミュージアムショップでは、ショップの運営委員さんによって模様替えされたディズプレイになっています。
今、夏休み真っ最中ということで、「夏休み特集」のケースがあります。

このケース、夏休みの子どもさんにのぞいてもらいたいです。
夏休みの工作などの宿題にお悩みのお母様、お父様方にも♪

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ケースの中をみてみると…

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おなじみ、大人気商品勾玉(まがたま)作りセット!
石の色は、白、ピンク、黒、緑があります。
お好み色の石で、作ってみてください。

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こちらは、組み立てて作る、物見やぐら、高倉式倉、竪穴住居です。
工作にピッタリ!

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それから…
体験ものということで、火起こしセット!
古代の火起こしをしてみませんか?
きみは何秒で火を起こせる!?挑戦してみよう!

このほかにもおすすめ商品があります。
ショップをのぞけば、新しい発見があるかも!?
夏休み期間中、ショップでは優しい協力員さんたちがみなさんのご来店お待ちしています!(^^)!

2011年08月04日

高校生-インターンシップ、中学生-職場体験を受け入れています。

ただいま、考古博物館では、高校生のインターンシップと中学生の職場体験を受け入れ中です。
この夏休み期間中たくさんの生徒さんが考古博物館の仕事や埋蔵文化財センターの仕事を体験しています。

その一コマを紹介します。

◆インターンシップ
 7月26~28日の3日間、山梨県立白根高等学校の3名のインターンシップを行いました。まじめに作業に取り組む姿が印象的な生徒さんたちでした。

1、2日目:考古博物館の仕事を体験、3日目埋蔵文化財センターの仕事を体験

○2日目のようす《考古博物館》

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4館共通夏休みフリーパスポートイベントの「土器の拓本カードをつくろう!」で使う材料を用意する仕事を行っています。
このようなイベント準備も大事な仕事です。

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大好評の学校(小学校団体)の体験メニューである古代の火起こし体験のようすです。
火起こし体験の補助・指導の仕事(教育普及)を体験しました。

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火起こしのデモンストレーションをしたり、

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道具の受け渡しをしたり、

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児童に火起こしのコツを教えたりしました。


◆職場体験
 8月2日に山梨市立山梨南中学校の3名の職場体験を行いました。歴史が好きでこの職場体験を楽しみにしていた生徒さん。1日でしたが、生徒さんの感想は、「いろいろ体験できてよかった」ということでした。

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職場体験担当の教育主事より考古博物館の展示の解説を受けました。学校で習ったものが展示されているということでとても興味深く展示を見学しました。

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土器の拓本を取る体験をしました。みなさん、丁寧に取り組んでいました。


高校生も中学生も初めての就業体験ということで緊張もしていましたが、とても前向きにまじめに取り組んでいました。
この経験を今後の生活に生かしてもらえたら嬉しいと思います。

この後、中央市玉穂中学校、北杜市甲陵中学校、甲府市立城南中学校など、ぞくぞくと中学生の職場体験が予定されています。

来館された際に「職場体験生」という名札をさげている生徒さんがおりましたら、あたたかく接していただけたらと思っております。
よろしくお願いいたします。

平成23年度博物館学芸員実習を行っています。2011.7.28~8.7

考古博物館では、平成23年7月28日(木)より8月7日(日)までの10日間、博物館学芸員実習を行っています。
この実習では、博物館活動の一環として、学芸員資格取得を希望する学生に対して実習の機会を提供し、優秀な人材育成に資すると共に、博物館活動の普及を行うために、実習生を受け入れています。
学芸員実習は3年ぶりです。2名の実習生がおります。

実習の内容は、講義、遺物梱包・写真撮影、体験学習、主催事業補助、レポートなどです。
これまでの実習のようすをみてみましょう。

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7月30日(土) 考古博物館の日イベント「考古博物館まるごと探検隊!」
参加者の受付の仕事をしています。

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イベント内での遺物タッチ&トークでのようす
参加者の様子や遺物を見ながら

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参加者に積極的に声かけをしています。

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7月31日(日) 第50回史跡文化財セミナー「河口浅間神社と周辺の文化財」
富士河口湖町で開催した、イベントにも参加してもらいました。
ここでも受付をしたり、

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イベントの最中は、参加者に気を配ったり、

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道を横断する際には安全を確保したりしてもらいました。

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8月3日(水) 展示室の点検実習
展示室内が良好に保たれているか点検します。

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電球が切れているところがあれば交換し、リーフレットが足りなければ補充したりします。

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8月3日(水) 遺物の梱包実習。
土器を梱包しています。しっかり包む方法を伝授されました。

実習は、残すところあと3日となりました。
様々なことを経験し、学芸員としての資質を磨いてもらえたらと思っております。

2011年08月08日

夏休みフリーパスポートイベント☆今年も好評開催中!

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この「夏休みフリーパスポート」、おなじみになってきているのではないでしょうか

今年も「夏休みフリーパスポート」での県内小中学生の無料入館を行っています。また、夏休みフリーパスポートイベントも開催中です。

考古博物館夏休みフリーパスポート情報

考古博物館では、6つの体験イベントを日替わりで行っています。

□トンボ玉をつくろう!
□青銅鏡をつくろう!
□古代の火おこしにチャレンジしよう!
□勾玉をつくろう!
□超ミニチュア銅鐸作り
□土器の拓本カードをつくろう

博物館見学後、どのイベントも小中学生に楽しんでもらっています。

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「土器の拓本カードをつくろう」
会場:考古博物館 エントランスホール

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ここでは、発掘された縄文土器のカケラの模様を墨で紙に写し取る、拓本を体験してもらっています。
拓本は、土器片を和紙で包む→水を付ける→土器と紙の間の空気を抜き、ぴったりと紙を土器につける→乾燥させる→墨をつけるといった細かい手順がいくつもあります。

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どのお子さんもまずは職員の説明をよく聞き、その後に丁寧に作業を進めていきます。
和紙で包んだ土器片に水をつけています。
紙が破れないように気を付けながら。
こすらないように…。注意事項を守ってやっています。

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本当は、自然乾燥なのですが、このイベントでは時間がないので、ドライヤーで土器片+和紙を乾かします。
まんべんなく乾かしてね。お友達のも一緒に乾かして。

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いよいよ墨付け作業。
スタンプを押すようにつけてあげて。
土器片全体に同じ濃さで墨をつけて。土器片の端っこも忘れずに。
ここでもこすらないように。

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土器の模様浮き出てきた?きれい模様を写すコツ実践できたかな?
どの子もなかなかの腕前です。

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自分がとった拓本と土器を見比べてみよう!
「同じだ!」
そうです。土器の模様をそのまま写し取るのが拓本なんです。
わかったかな?

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拓本をカードの形に仕上げます。
拓本を切り抜く作業は手を切らないようにね。
できあがりまであと少し。

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で・き・あ・が・り!!!!

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友達同士で見せ合い。
どんな風にできた?みせてみせて!
なんだか楽しそう。

「土器の拓本かカードをつくろう」は、下記の日を除く、毎日体験できます。

拓本カードづくりの体験ができない日(8月9日以降)の予定:
8月9日(火)、11日(木)、14日(日)、17日(水)、25日(木)、27日(土)

時間は、下記の時間中、随時受け付けています。
午前の部 午前10時~午前11時30分
午後の部 午後1時~午後3時30分


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「勾玉をつくろう」
会場:風土記の丘研修センター

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勾玉作りはずっと人気が絶えない体験イベントです。
学校の校外学習の体験でも大人気です。
博物館の常設展示室でみた勾玉を思い出しながら、そして職員の説明をよく聞き、勾玉をつくります。
四角い石を削って、アルファベットのCの字を逆のような形の勾玉をつくっていきます。

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紙やすりで石を少しずつ削る。一緒に参加しているお父さんもその様子を見守ります。

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この勾玉作りでも協力員さんにお手伝いをお願いしています。
教え方ももう慣れたものです。

先日行った(6月下旬、7月初め)勾玉研修を受けた方にもお手伝いのお願いをしています。
このフリーパスポートイベントの勾玉作りで勾玉作り補助デビューです。

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中学生も参加しています。中学生でも丸く形を整えるのは難しいようす。

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この後は仕上げの磨きをかけ、透明感のある美しい勾玉に仕上げます。
上手にできたでしょうか?

「勾玉をつくろう」
開催日・時間はこちら

夏休みの1日を考古博物館で過ごそう!
展示見て、学んで、体験しよう!!!
夏のよい思い出になること間違えなし!
小学生は夏休みの工作や自由研究、中学生は夏休みの社会科のレポートもできちゃうね。
兄弟、お友達を誘って、考古博物館へ!
ご来館お待ちしてます!

2011年08月09日

平成23年度考古博物館の日イベント「考古博物館まるごと探検隊!」2011.7.30

7月の考古博物館の日イベントを7月の第4土曜日7月30日(土)に開催しました。

月の第4土曜日は考古博物館の日→詳しくはこちら

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7月の考古博物館の日は「考古博物館まるごと探検隊!」
山梨の考古学や歴史を学べる博物館(当館は来年開館30周年を迎えます)である当館の中を学芸員とともに探検するイベントです。

※このイベントは山梨県のブログ「やまなしものがたり」でも紹介されていました。→こちら
ブログ「やまなしものがたり」について→こちら ありがとうございます!


では、探検のようすをみてみましょう!

探検ミッション(探検内容)①学芸員の解説を聞きながら展示を見学せよ!
  夏季企画展「大陸から伝わった器~山梨の須恵器Ⅱ~」開催中!
② 出土品が収蔵されている博物館収蔵庫を見学せよ!
③ 本物の土器に触れること!

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会場
考古博物館
 エントランスホール
 ①展示室
 ②収蔵庫
 ③学習・閲覧コーナー

時間
 午前の部:午前10時半~正午
 午後の部:午後1時半~3時

イベント受付では、実習中の学芸員実習生が参加される方を気持ちよく迎えます。

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参加された人数は…
午前の部 25名(大人12名、子供13名)
午後の部 18名(大人10名、子供8名)
計 43名(大人22名、子供21名)

夏休みということもあってたくさんの親子連れの参加がありました。

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まず①のミッション
「学芸員の解説を聞きながら展示を見学せよ!」
常設展示室を解説を聞きながら見学しました。

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ただ展示をみるだけではわからない、展示品のヒミツを教えてもらったようです。

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午後の部ではテレビ(山梨放送 UTY)の取材もあり、夕方のニュースでイベントの様子が流れました。

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常設展示を見学のあとは、しっかり夏季企画展「大陸から伝わった器~山梨の須恵器Ⅱ~」も見学しました。

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須恵器はあまりなじみのない土器ですが、説明を聞くと「須恵器とはこういうものなんだ」とわかり、少し親近感がわいたようです。

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②のミッション
「 出土品が収蔵されている博物館収蔵庫を見学せよ!」

発掘された、出土品が収蔵されている博物館収蔵庫2階を見学しました。
この収蔵庫には6000箱に出土品が収蔵されています。

笛吹市(旧御坂町)の遺跡、二ノ宮・姥塚遺跡の出土品をご紹介。

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こちらは、縄文土器の一部。
この緻密な模様をみてください。
子どもたちは「みせて!みせて!」ともうこの土器に夢中。

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こちらは、富士川町(旧鰍沢町)の鰍沢河岸跡の出土品。
鰍沢河岸は、江戸時代から明治・大正時代、栄えた川の港です。甲州三河岸の一つとして栄えました。その頃の鰍沢の様子を伝えるものです。

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説明された出土品に少し触ってみるということもしました。
実物の触感はどうだったでしょうか?

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収蔵棚に収蔵されているようすも見学。
収蔵品の数に驚き、「こんなものも見つかっているんだ」というふうでした。

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③のミッション
「 本物の土器に触れること!」

手に触れることができる、縄文土器や須恵器など15点を特別に用意。

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説明をしながら、参加者にそれらを見て、触って、持って、匂いを嗅いでもらいました。

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本物を目の前にして、みなさん目がキラキラ。

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縄文土器と古墳時代の土師器(S字状口縁台付甕)を持ってもらい、二つの違い実感。

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こちらには、土師器の坏や須恵器の坏。
企画展でたくさんみた須恵器にも触ってみる。
「この須恵器は、蓋付なんだ。坏に蓋を合わせてみたよ。」

これでみなさん、3つのミッション「クリア!!!」となりました。

1時間半、楽しく考古博物館の中を探検して、考古博物館の「ヒミツ」わかりましたか?
来年の1月の考古博物館の日でもこの企画を開催する予定です。

次回の考古博物館の日は10月22日(土)です。
(8・9月はお休みします)
内容は、「縄文王国巡回イベント」です。
縄文王国山梨の仲間が集まって、体験イベントを開催します。
内容が決まりましたら、また情報を掲載しますので、こまめに考古博物館ホームページなどをチェックしてくださいね!

※縄文王国山梨について→こちら

第50回史跡文化財セミナー「河口浅間神社と周辺の文化財」2011.7.31

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平成23年7月31日(日)に富士河口湖町にて記念すべき第50回目の史跡文化財セミナーを開催しました。

*セミナーご案内

今回のセミナーのテーマは「河口浅間神社と周辺の文化財」。
河口浅間神社を中心とした河口地区を巡りました。

河口浅間神社は、平成23年2月に富士信仰の拠点として、富士河口湖町の御室浅間神社・富士吉田市の北口本宮浅間神社及び静岡県富士宮市の富士宮浅間大社などとともに、「史跡富士山」として史跡指定を受けています。

☆見学コース☆
10:00 集合・はじめの会(河口湖美術館駐車場)

旧鎌倉往還→滝沢遺跡→善応寺→御師住宅→河口浅間神社

12:15 昼食 13:00

五輪塔→桂久寺跡→御師集落→中村星湖生家

14:00 終わりの会(河口湖美術館駐車場)

時間
午前10時~午後2時(1時間の短縮バージョンで開催)
朝9時の時点では、雨がかなり降っており、開催が危ぶまれましたが、開催時刻10時になると雨はほとんどあがり様子をみながらの開催となりました。

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こんな天気でしたが、37名とたくさんのご参加をいただきました。
地元、富士河口湖町の方から参加された方も多かったです。

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はじめの会(河口湖美術館駐車場)
では、出発します。

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10分ほど歩いて、旧鎌倉往還へやってきました。

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講師は富士河口湖教育委員会 生涯学習課 杉本 悠樹さん。
若手の文化財担当者で、積極的に富士河口湖町の発掘調査などをされています。
このおかげで、いままでよくわかっていなかった富士河口湖の埋蔵文化財について少しずつ明らかになってきています。

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向こうにみえる道路の周辺が滝沢遺跡。
滝沢遺跡は、国道137号線河口第2期バイパス道路の建設に伴って、発掘調査されました。平安時代のムラの跡がみつかっています。

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旧鎌倉往還を歩いて、次の見学地へ。
道々にある石造物などをみながら進んできました。

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善応寺。
富士山信仰についてのお話もされました。

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古代の駅のひとつがあった場所なのでは!?と推定されている場所だそうです。

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富士河口湖町指定有形文化財 三浦家の門を見学しました。
三浦家は川口御師十二坊のひとつです。
4代将軍家綱が誕生した寛永18年(1641)より将軍家の御祈願所としての由緒をもちます。
この門は江戸時代末期の作といわれ、近年修復されたといいます。

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河口浅間神社の向かいのある西川遺跡。
近年発掘調査が部分的に行われ、奈良~平安時代の土師器や須恵器などの破片が出土、また製塩に使用されたとみられる製塩土器も発見されたそうです。県東部の富士山麓では初めての製塩土器の発見だったそうです。
それから、一昨年くらい話題となりました、「川」の字が書かれた奈良時代(8世紀)の墨書土器もここで出土しました。地名「河口」を意味するものかといわれています。

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川口御師の家を外から見学。
最盛期の御師の家は140軒を超えていたそうです。

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河口浅間神社にやってきました。
参道にて。
河口浅間神社は、貞観6年(864年)の富士山大噴火を鎮めるために、翌年建てられた神社です。祭神は木花咲耶姫。

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拝殿。お参りをしました。

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本殿も横から見学。

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山梨県の天然記念物 河口浅間神社の七本杉のひとつ「二柱の杉」。
縁結びの杉とも書かれていました。
根回りもものすごいです。

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神社の背後の尾根上にある、山宮社を訪れました。

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かつては火打場といわれる別の場所にあったそうです。
現在は木があって望むことができませんが、前方に富士山があります。

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山宮から降りると、たまたま河口浅間神社にいらしていた、堀内真先生にお話をしていただく機会を設けることができました。

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浅間神神社ついてなど興味深いお話をしていただきました。
ありがとうございました。

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昼食を取った後、天気も大丈夫そうなので、午後もセミナーを行うことにしました。

珍しい五輪塔をみたり、

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河口御師の集落の中の道を歩きました。

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小説家、評論家、翻訳家である中村星湖(せいこ)(1884年(明治17年)10月14日 - 1974年(昭和49年)4月13日)の生家もこの道を歩きながら見学しました。


午後2時、出発した河口湖美術館駐車場に戻って、終わりの会をしてセミナーは無事終了しました。

講師の杉本さん、ありがとうございました。
このセミナーでは学芸員実習生2名も同行しました。
講師の杉本さんも10年ほど前に自分も考古博物館で学芸員実習したことを思い出し、懐かしく思ったそうです。

そして、参加された皆様、記念すべき第50回目、盛況にそして無事に開催することができましたこと感謝申し上げます。

専門講師とともに史跡などを歩いて巡る「史跡文化財セミナー」ですが、今回で第50回ということは、年4回~6回の開催と考えるともう10年近く続けて開催されてきた企画です。
50回も続けることができたのは講師の方々、そして参加者の方々のおかげです。
ありがとうございました。
この企画は多くのみなさまに愛されている企画だと思っております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


次回の第51回史跡文化財セミナーは10月23日(日)「甲斐風土記の丘の古墳群」として考古博物館の所在する、甲斐風土記の丘で開催します。
このセミナーでは開催中の特別展「縄文土器名宝展~縄文芸術の到達点~」も無料で観覧いただけます。
参加お申込みは、開催日1か月前から受け付けます。
最近は考古博物館ホームページからのお申込みも多いです。
24時間受け付けておりますので、早朝でも夜でもお申込みいただけます。
ご利用ください。

2011年08月10日

山梨県立考古博物館 平成23年度考古学講座 第4回「大陸から伝わった器 ~須恵器の登場と消長~」2011.8.7

平成23年度考古学講座の第4回目を平成23年8月7日(日)(午後1時30分~3時20分)に風土記の丘研修センター講堂にて開催しました。

平成23年度考古学講座について

平成23年度考古学講座最終回第4回目は、現在考古博物館で開催中の夏季企画展「大陸から伝わった器~山梨の須恵器Ⅱ~」(会期:7月16日~8月31日)の講座として開催しました。
※夏季企画展について→こちら

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第4回 テーマ「大陸から伝わった器 ~須恵器の登場と消長~ 」
講師:山梨県立考古博物館 学芸員 石神 孝子氏
49名の参加をいただきました。

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《内容》
1.はじめに
2.須恵器が伝わった頃のやまなし
3.古墳出土の須恵器
4.山梨県内での須恵器生産
5.須恵器の終焉
6.おわりに

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須恵器とはどんなものなのか、県内最古の須恵器‐米倉山B遺跡の須恵器(現在企画展で展示中)について、そのほか山梨県出土の須恵器についてなど、あまり馴染みのなかったと思われる須恵器について語っていただきました。

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パワーポイントの中には、夏季企画展の展示写真も盛り込まれ、展示への関心が高められたようでした。

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おわりに
須恵器が語ること…
須恵器は時代のものさしである。
須恵器は、全国で同じ時期、同じものが使われた(地域差がない)ので、須恵器をみることでその年代がわかる。
年代をはかることができる器として重要なのです。
このことを覚えていてほしい。

というまとめでこの講座は締めくくられました。


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講座の内容はわかりやすかったようでした。
話が終わった後には、参加者からいくつもの質問が講師に寄せられました。
講座を聞くことによって須恵器への興味・関心が高まったことがうかがえました。


石神学芸員ありがとうございました。


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今回平成23年度の考古学講座最終回として、講座終了後、全4回に出席いただいた方20名に考古博物館金子館長より、平成23年度考古学講座修了証と9月28日開催します、考古博物館第29回特別展のご案内状をお渡ししました。

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20名の中には、昨年度の考古学講座も全4回出席くださった方もおり、考古学講座の根強い人気を感じました。

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この後、講座に参加された方(希望者)に考古博物館特別展示室にお集まりいただだき、石神学芸員による夏季企画展の展示解説を行いました。15名ほどの方にご参加いただきました。みなさん、展示を見、解説を聞き、石神学芸員に質問を投げかけるなど須恵器についてさらに知識を深めていたようでした。

今年度の考古学講座は、企画展・特別展に関連したテーマで全4回開催いたしました。
開催中の企画展にいつもより興味を持ちやすかったのではないでしょうか?
また来年もテーマは未定ですが、考古学講座を開催する予定です。
来年もご期待ください。
ご参加いただきましたすべての方にお礼を申し上げます。

2011年08月25日

考古博物館平成23年度夏季企画展「大陸から伝った器~山梨の須恵器Ⅱ~」開催中です。

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考古博物館特別展示室にて、7月16日(土)より開催してきました、平成23年度夏季企画展「大陸から伝わった器~山梨の須恵器Ⅱ~」の終了が近づいています。
来週8月31日(水)まで開催中です。明後日、明々後日が最後の土日です。


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期間中様々に方にこの展覧会をご覧いただきました。

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学校の先生の見学会。

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イベントで見学。

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夏休みフリーパスポートでの入館で見学。

展示をみてみると…

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1.須恵器の登場
これは5世紀前半のものと考えられている山梨県で一番古い須恵器です。米倉山B遺跡(甲府市)から見つかったものです。大甕の一部で、とても大きなものであったことがわかります。
※須恵器は今から約1600年前(古墳時代中頃)に大陸から伝わりました。

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5世紀中頃になると山梨県内では曽根丘陵を中心に須恵器の出土例が増加します。

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県内で4例しか発見されていない樽型ハソウがここに集結しています。
数少ないハソウも集めて展示しています。

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2.古墳に供えられた須恵器

これは四ッ塚古墳群(笛吹市)から出土した大甕です。
古墳の前庭部でバラバラに割られた状態で出土しています。
儀礼の中でそうされたと考えられています。

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平林2号墳(笛吹市)からも多数の須恵器が出土しました。
年代は6世紀後半から8世紀まで様々です。

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3.山梨の須恵器生産
古墳時代後期(今から約1500年前頃)になると、須恵器が多く使われるようになり、各地で生産が始まりました。
下向窯跡(笛吹市)が最初の窯であるとされています。

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奈良・平安時代の須恵器生産。
野牛島・西ノ久保遺跡では、遺物がまとまって捨てられた1号谷から焼け歪んだ須恵器の甕が何点も出土しています。
この付近に窯があったのではないかと考えられています。

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天狗沢瓦窯跡で焼かれた須恵器。
天狗沢瓦窯跡(甲斐市)でも須恵器焼かれました。

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4.日常で使われた土器
奈良・平安時代の須恵器。奈良時代になると須恵器は日常生活の中に定着したことがわかります。
大塚遺跡や石橋北屋敷遺跡(南アルプス市)からは坏や坏蓋、甕などが出土しています。

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須恵器から灰釉陶器へ(須恵器の終焉)
平安時代(9世紀)になると須恵器は次第に使用されなくなり、代わって灰釉陶器が見られるようになります。10世紀になるとさらに灰釉陶器に代わっていき、その後時代とともに姿を消していきました。


夏季企画展「大陸から伝わった器~山梨の須恵器Ⅱ~」

会期
平成23年7月16日(土)~8月31日(水)

会場
考古博物館 特別展示室

観覧無料です。

お見逃しなく。

*ご案内

平成23年度ボランティアガイド研修(後期)を行いました 2011.8.19・21

協力員さん対象のボランティアガイド研修を平成23年8月19・21日(金・日)に各日午前1回(1回2時間)開催しました。

6月に開催したボランティア研修(前期)に続いて参加をしてくださった方もいらっしゃいました。

□参加者人数
19日(金)9名
21日(日)7名

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研修内容は、保坂学芸課長による常設展示の解説です。

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ついつい熱が入りすぎて、細かい説明もあって聞き続けるのも少したいへんなよう。
でも、勉強ということで、メモを取りながら聞く協力員さん。
せっかくの機会ということでできる限り知識を吸収しているようでした。

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ご参加いただきましてありがとうございました。


次回のボランティアガイド実習へも引き続きご参加くださいませ。
よろしくお願いいたします。

縄文王国山梨マップ「縄文、満喫。 」配布中です。

もう手に入れたでしょうか?
縄文王国山梨マップ 「縄文、満喫。」。

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拡大

これは、縄文王国山梨で作製しました。
ただ今、縄文王国山梨各館などで配布中です。

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拡大

縄文王国山梨各館の情報が掲載されています。

○縄文王国山梨 7館○
山梨県立博物館
釈迦堂遺跡博物館
韮崎市民俗資料館
北杜市考古資料館
富士吉田市歴史民俗博物館
南アルプス市ふるさと文化伝承館
山梨県立考古博物館

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この用紙はミニブックの形に折れます。

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お馴染みの体験イベント縄文王国山梨巡回イベントや縄文王国山梨各館がその館を代表する資料を持ち寄って展示する、縄文王国山梨巡回展など随時開催中です。
「縄文、満喫。」ブックを持って、縄文王国山梨各館へお越しください♪

※縄文王国山梨については考古博物館ホームページまたは、縄文王国山梨のブログをご覧ください。


ゆらゆら金魚 2011.8.19

もう夏休みも終わりですね。
夏の思い出、みなさんたくさん作れたでしょうか?

ここのところ日差しもまろやかになってきて、着々と秋に近づいているなと感じます。

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数日前考古博物館の受付カウンターへやってきたこのゆらゆら金魚。
残暑を涼しくしてくれているようです。

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これもまた協力員さんにオール手作り作品です。
いつもありがとうございます。
3匹の金魚はどれも違う柄の布で作られています。

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1匹目♪

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2匹目♪

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3匹目♪
この金魚には鈴がついています。

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台には黒く着色した上に細かいラメも塗られています。
仕事が細かいです!

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これはいつかも見たような…黒バージョンです。

2011.1.2掲載記事「新年のごあいさつ&卯×ウサギ&福袋♪」
http://www.y-kyouryokukai.jp/2011/01/post_201.html

About 2011年08月

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