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平成23年度考古博物館協力会第1回日帰り研修「東日本第3の巨大古墳群馬県浅間山古墳への旅」 2011.7.3

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大変遅くなりましたが、
平成23年7月3日(日)に開催した、平成23年度山梨県立考古博物館協力会第1回日帰り研修「東日本第3の巨大古墳群馬県浅間山古墳への旅」の報告をいたします。

■研修先■
 ①国指定史跡 浅間山古墳(群馬県高崎市)
 ②国指定史跡 大鶴巻古墳
  小鶴巻古墳(群馬県高崎市)
 ③多胡碑記念館・多胡碑(群馬県高崎市)
 ④安中市ふるさと学習館(群馬県安中市)
  
28名の協力員さん、9名の協力員さんのご家族の方、事務局3名、計40名で参りました。

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天気は雨も心配されましたが、晴れ。協力員のみなさん晴れ男、晴れ女ですね。
移動は大型バス。運転手はアオイ観光の小林さん。

午前8時考古博物館駐車場を出発。

すぐ中央自動車道に乗りました。
バスの中では、研修の始めの会をし、参加されたみなさんに自己紹介をしていただきました。
今年度初めて協力員さんになられた方は、初の研修です。

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事務局長(保坂学芸課長)は今回もマイクを離しません♪
見学する遺跡の説明など詳しくしてくださいました。
資料(しおり)も活用いただきました。

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そうしているうちに(2時間20分ほどかかりました)今回のメイン研修地である国指定史跡浅間山古墳に到着しました。
浅間山古墳と次の見学古墳、大鶴巻古墳、小鶴巻古墳は徒歩で見学しました。
浅間山古墳は、墳丘には登れないので、周囲を歩きながら見学。
後円部から前方部へ。

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後円部~くびれ部~前方部

全長171.5m(高崎市史より)の前方後円墳で、東日本第3位の大きさです。
群馬県では一昨年研修で訪れた天神山古墳(太田市)についで2位の大きさになる古墳です。
我、山梨県が誇る甲斐銚子塚古墳は全長169mで東日本第4位。

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反対側からも見学します。墳丘は木が茂ってこんもり。
4世紀末から5世紀初頭に築造されたと推定されている、浅間山古墳。
甲斐銚子塚古墳は、4世紀後半に造られたのではないかと言われているので、銚子塚古墳より少し後にできた古墳になります。

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170mを超える巨大古墳は、1枚の写真には収まりきりません!
横からみると前方部が後円部より低いのがわかります。
周堀(内堀)は、馬蹄形をしていて、今は田んぼとなっています。
墳丘に登れないのは少し残念でありましたが、
間近くでみた、東日本第3の前方後円墳は、どうだったでしょうか?

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ではでは、次は大鶴巻古墳、小鶴巻古墳へ向かいます。
浅間山古墳からそれほど遠くないところにあります。
少し歩いていくと、向こうに大鶴巻古墳の後円部が見えました。

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小鶴巻古墳に到着です(10時50分)。ここが古墳と言われないとわからないかも。というかんじです。
5世紀後半に造られた前方後円墳です。全長87.5m(高崎市史より)。
宅地化が進行してすぐ隣に住宅がありました。周堀は把握することが難しくなっていました。
ですが、幅20m前後の周堀が墳丘を一周していることがわかっているそうです。
墳丘の一部は現代の墓地にもなっていました。

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お隣の大鶴巻古墳へ。国指定史跡。(11時)

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大鶴巻古墳は、4世紀末から5世紀初頭の築造と推定されています。
前方後円墳で全長123m(高崎市史より)。
周堀(内堀)の周りを歩いて、後円部~前方部へ。

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墳丘へ登ることができるようだったので登ってみました。

高崎市のホームページによると、大鶴巻古墳は、地元の「大鶴巻古墳保存会」の方々が、いつも草刈りや、清掃をしてくださるので、今でも美しい古墳の形を見ることができるということです。
地域の方の努力もあってこの古墳が守られ、未来の人へ伝えられていくのだなと思いました。

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古墳の石室は発掘調査がされていないので、不明ですが、おそらく竪穴系の埋葬施設だと考えられています。ここに眠っている方はどんな方なのか、副葬品はどんなものがあるか、想像しながら見学しました。

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高さは約10mです。眺めがいいです。
お隣の小鶴巻古墳の全景が見えたり、浅間山古墳の一部も見えました。

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埴輪片発見か!?

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前方部へも行ってみました。
大きさを実感できます。
大鶴巻古墳の周堀(内堀)も今は主に田んぼとなっていました。

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大鶴巻古墳、前方部より(11時30分)

これで午前の見学は終了して、お昼を取りました。

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お昼の場所へ移動中に発見。
群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」の旗。
いろんな姿をしたぐんまちゃんです。

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お昼は和食処 武笠路(むかさろ)さん(藤岡市)にて。

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お腹いっぱいいただきました。
ごちそうさまでした。

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さてさて、ご飯を食べ、午後の見学場所、多胡碑記念館へ。午後も好調です♪

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多胡碑記念館では、学芸員の和田さんにご案内いただきました。(13時)
駆け足でしたが、館内に展示されている貴重な石碑の拓本などを見学しました。
その後、館外にある、多胡碑を見学しました。

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多胡碑は国指定特別史跡で、那須国造碑、多賀城碑と併せて日本三大古碑といわれています。
また多胡碑(711年の銘があります)は上野三碑の一つです。上野三碑…「多胡碑」「山ノ上碑(681年)」「金井沢碑(726年)」。

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国内に現存する平安時代以前の石碑はわずか18しかないともいわれています。
この時代の文献資料は、あまり現存していないため、約1300年前につくられた石碑が文字を読むことができる状態で残っていることは大変貴重なことです。
現在は保護のため、覆屋が設けられています。
扉を開けた公開は毎年1回、3月9日の一番近い日曜日だそうです。

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約1300年前に刻まれた文字がしっかりを見えました。
記念館あわせて、40分ほどの見学でありました(13時40分)。

それから、最後の見学地、安中市の歴史をわかりやすく展示している安中市ふるさと学習館へ(14時25分)。

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館内は、ふるさと学習館の学芸員佐野さんにご案内いただきました。
佐野さんはあの菅助文書(真下家文書)を発見した方であります。

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これは縄文土器のイノシシ装飾の展示。この集合具合の展示があまりにも印象に残ったので。
記念に。

《広報あんなか2007年1月号 ふるさと学習の森 だよりより 抜粋》

イノシシ土器は、安中ブランド
約5千年(縄文時代前期後葉)も前に安中でつくられた土器にイノシシの顔が使われているのです。これらは、獣面土器と呼ばれ縄文式土器の中では、諸磯b式という土器に分類されます。獣面土器は、日本の中でも特に安中市を中心に群馬県西部地域から多く出土します。つまりイノシシ顔の土器は、この地で発祥した言わば安中ブランドなのです。

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戦国武将、山本勘助の実在を示す、真下家(ましもけ)文書の1通が展示されていました。

「山梨県の方はすぐこの文書を見学に来てくれました」と佐野さんはおっしゃってくださいました。

平成20年に5通の「武田氏関連文書」(真下家文書)が発見されました。
山梨県立博物館の学芸員も調査にあたり、これらの古文書は、昨年度県立博物館で開催されたシンボル展「実在した山本菅助」で展示されました。

ここで展示されていたものは、武田晴信信判物(天文17年(1548)年)。
山本菅助の信州伊奈郡における働きに対して恩賞を与えることを伝えたものです。

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すぐ近くでゆっくりと文書を見ることができ、「山本菅介」の文字も見えたようです。
はるばる安中市まで見に来た甲斐があったのではないかと思います。

14時50分。30分弱と短い時間でしたが見学を終え、山梨へと帰路に着きました。

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安中市ふるさと学習館前にて、第1回日帰り研修参加者集合写真

午後5時30分ちょうど考古博物館駐車場に到着。
予定時刻ぴったりということで、運転手さんの凄腕にびっくり。
1日の終わりもよく、研修を終了することができました。

参加されたみなさん、博物館をご案内いただいた、学芸員の和田さん、佐野さん、そして、安全に運転してくださったバスの運転手小林さん、ありがとうございました。

■研修記大募集中です■

協力員のみなさまには研修記をお願いしています。
はじめて研修に参加された方の研修記、今まで研修記を書いたことがない方の研修記など大大募集中です。
このブログでもいただいた研修記を順次掲載していく予定です。
どうぞよろしくお願いします。

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2011年07月21日 12:22に投稿されたエントリーのページです。

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