今年も恒例の新年イベント「古代のもちつき」を1月2・3日(日・月)の2日間、1日午前午後の2回開催しました。
考古博物館のおもちつきの特徴は古代人も食べたという古代米を混ぜたお餅を弥生時代の臼と杵(竪杵)を模してつくられたものでつくということです。


*平成23年の卯年のお餅*
2日→もち米+黒米(古代米)、もち米+雑穀(アワ・キビ)
3日→もち米+赤米(古代米)、もち米+ドングリ(クヌギ)、半分にはエゴマ+クルミ
※黒米は、昨年の古代のもちつきイベントに参加された川口様(中央市)にいただいたものです。ありがとうございました。



では、今年のもちつきのはじまり♪はじまり♪

今年は初めてもち米をかまどで蒸しました。
考古博物館前の炉にて。
昨年このイベントに来られたある方には「もち米はかまどで蒸さないとだめだ」というお言葉をいただいておりました。
そしてその方が今年も来られました。
かまどで蒸しているようすをみると「こうでなきゃ」ととても喜んでくださいました。
移動できるかまど、羽釜、せいろをお借りすることができ、かまどでのもち米蒸しが実現しました。
ありがとうございました。

かまどの横の炉では、弥生・古墳時代の土器、台付甕(だいつきがめ)でドングリ(クヌギ)を蒸してみました。
協力員さんが火の番をしてくださいました。

せいろの蓋の間からはおいしそうな湯気がたっていました。

「これからおもちつきを始めます」保坂学芸課長。
館長が自らかまどの火の番をしてくださっています。

かまどはガスよりも熱効率がよく早くもち米を蒸すことができました。
これはやってみてわかったことです。驚きました。
30分ほどで蒸しあがりました。
この写真は1月2日の午後の回、もち米+アワ+キビを蒸したようすです。

蒸しあがったものを臼へ。
つきはじめ。
「中はどんなかな?」臼を覗き込むお子さんもいます。
写真は1月3日午前の回、もち米+赤米。
赤茶色のお米が赤米。古代米。

みんなでつきます。

お父さんと息子さんでつきます。
杵は重い!のでふたりで。

つけてきています。黒米もち(1月2日午前の回)

新年明けてすぐの2日間したが、4回で約130人の方にご参加いただきました。

職員と一緒に。
もちに粘りがあるのがわかります。
「杵におもちがくっついてきてる!」

楽しそうについています。
そういえば、今年の干支「ウサギ」さんもこんな竪杵でおもちをついてるよね!?

赤米もち。
よい感じにつけています。
柔らかそう。

まだまだつきます。

協力員さんと一緒についています。
協力員さんにもこのイベントをお手伝いいただいています。

協力員さんもおもちつき。
竪杵でつく難しさにびっくり。
お手伝いいただく協力員さんとは別におもちつきに来てくださった協力員さんが何人もいらっしゃいました。
お越しいただきまして、ありがとうございました。

考古博物館榊原館長もおもちつきに参加!
力強くついてくださいました。
よい年になりますように!

3日午後のドングリ(クヌギ)もちの半分にはエゴマとクルミを混ぜました。
エゴマもちは初めてです。

赤いバンダナの男性は、テレビで流れた2日のおもちつきのイベントのようすを見て手伝いに来てくださった方です。
今年のおもちつきはテレビに新聞にいくつもマスコミの取材がありました。
NHK甲府さん、甲府CATVさん、テレビ朝日さん、毎日新聞さん、朝日新聞さんなど。
なんとテレビ朝日さんでは全国放送でおもちつきのようすが流れたんです!
見逃した方は↓で見られます!!
全国放送ぜひご覧ください!
youtube

最後のひとつき!
気合が入ります!

黒米もち。つきあがり。
この色は黒米の色。
濃紫色。

一口大に丸めて。
右のおもちにはすったエゴマがかかっています。

おもちにつける調味料としての「エゴマ」。
エゴマは縄文時代から食べられていました。
★エゴマ(荏胡麻)
エゴマは一年生のシソ科植物です。
花鳥山遺跡 (笛吹市御坂町)では縄文時代前期の
竪穴住居跡の中からは、エゴマの種が出土しています。

雑穀もち。
おもち伸びます!

キビの黄色がきれいです。

キナコもかけてみました。

赤米もち

ドングリもち

エゴマ・クルミ入り。
クルミは公園内で採れたもの。

おもちを丸めてくださったのは協力員さん。

手際よく丸めて参加された方におもちを振舞っていました。

自分でついたおもちをみんなで味わいます。

赤米もち。
やわらかい。
いただきます!

ほおばります。
う~ん、つきたてのおもちはよく伸びる。

おいしい。おいしいね!おいしい!おいひい。

お餅を食べた後は…
考古博物館内へゴーゴー!
保坂学芸課長によるの展示解説。

お正月気分をさらに。
2日より開催の新年干支展もみていただきました。
ウサギに関係する資料を展示。
小さいものですが、よくみてくださいました。
おもちをつくウサギもいます♪
*新年干支展

おもちつきに関連して「常設展 弥生時代のコーナー 稲作に関わるものをみてクイズにチャレンジ!」も行いました。
「うーん、これかな…。」展示をみてクイズを解きます。
クイズに答えてくれた方にはプレゼントを差し上げました。
新年より多くの方においでいただきましてまことにありがとうございました。
考古博物館でお正月の楽しいひとときを過ごしてくだったようでした。
ご協力くださった協力員さん、お手伝いいただいた方、新年の貴重な日をお手伝いいただき、イベントを盛り上げていただきましてありがとうございました。
今年はウサギ年、ウサギのようにピョンと飛躍する年になりますように。
どうぞよろしくお願いします。