
協力員さん対象の冬季企画展「甲府市内の出土品Ⅲ 古代の道、中道からの眺め」勉強会を考古博物館特別展示室にて12月16日(木)・19日(日)・23日(木・祝)の3回行いました。
*解説担当
12月16日(木)保坂学芸課長
19日(日)・23日(木・祝)石神学芸員
*参加者
12月16日(木)10名
19日(日)5名
23日(木・祝)5名
1.縄文時代の中道地域

このケースには後呂遺跡の土器を展示しています。
「ミュージアムガイド」で紹介された土器もこのケースの中に。

協力員さんは、初めて見る資料もあり、その展示品に驚いているようでした。
解説を聞きながらメモを取るようすもみられました。

宮ノ上遺跡の縄文土器です。石器もあります。

釣手土器もありました。
2.有力者の集団墓~宮ノ上遺跡の方形周溝墓群~

方形周溝墓が多数見つかっている宮ノ上遺跡。
壺がたくさん出土しています。
儀式用の壺と考えられます。

この他には台付甕やS字状口縁台付甕も多数出土。
濃尾平野影響を受けた土器もみられます。

これは赤く塗られた土器です。首の部分にはボツボツ模様あり。
こんな土器他に見たことありません。変わった土器です。
当時の作り手のおしゃれ感が伝わってきます。
3.大陸からもたらされた新しい器~須恵器の到来~

石神学芸員の解説も力が入っています。
須恵器展示コーナー。
宮ノ上遺跡、朝日古墳、岩清水遺跡、東山南B遺跡の須恵器が展示してあります。
今回初公開の須恵器の破片もあり、これらの遺跡の年代を考える上でとても貴重な資料です。

樽形ハソウは県内で4例しか出土していません。
その2例がここに展示してあります。
東山南B遺跡と朝日古墳から出土したものです。
4.交通の要衝~中道往還~

最後に古墳時代の後期の宮ノ上遺跡の出土品です。
終始よく解説を聞いていただいた勉強会でした。
この勉強会で考古博物館のあるこの中道の歴史を知っていただけたでしょうか?
年末の忙しない時期の勉強会にご参加いただきましてありがとうございました。

