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2010年12月 アーカイブ

2010年12月02日

常設展復旧作業を協力員さんにお手伝いいだきました。 2010.12.2

考古博物館はただいま休館中ですが、館内では常設展復旧作業が急ピッチで行われています。
考古博物館は毎年特別展を開催するために常設展で展示されている大半の展示物を別の場所へ移動させます(常設展示室を特別展会場に替えるんです)。

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今日は、常設展復旧作業を協力員さんにもお手伝いいただきました。
展示ケースを移動させたり、遺物を並べたり、展示ケースを拭いたりしていただきました。

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作業も順調に進み、おかげ様で本日で常設展の復旧はほぼ完了できました。

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復元竪穴住居前の石器もきれいに並べていただきました。

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金生遺跡の配石遺構もこんなにきれいに。復旧前よりきれい?なようです。

ご協力いただきました3人の協力員の皆様、ありがとうございました。

2010年12月11日

∞グッズ紹介∞シルバー(SV)古銭モデル 和同開珎

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商品名:シルバー(SV)古銭モデル 和同開珎
値段:3,000円
説明:新商品です。教科書で習った昔のお金「和同開珎」をモデルにしたグッズです。このグッズは、約1300年前、奈良時代につくられた銭貨「和同開珎(わどうかいちん、わどうかいほう)」をモデルにしてつくられたものです。

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和同開珎は、708年(和銅元年)に、つくられ、広く流通した銭貨です。
中国(唐)の貨幣「開元通宝」を模してつくられました。
直径24mm前後の円形で、中央には一辺が約7mmの正方形の穴が開いています。
円形方孔の形h中国の伝統的な銭貨の形だそうです。

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表面には、時計回りに「和同開珎」と記されていて、裏面は模様はありません。

実物は同じような大きさでつくられています。
大きさ:直径約23mm
厚さ:12mm
穴径:6mm
重さ:4g

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本物の「和同開珎」は銅銭ですが、これはシルバー(SV)。
素材:シルバー925の刻印もあります。

おすすめポイント:
商品のpopにもあるように「お財布にお守りとして」「お金がたまる!?」かもしれません。
おすすめ:★★★★

2010年12月14日

平成22年度冬季企画展「甲府市内の出土品Ⅲ 古代の道、中道からの眺め」始まりました。

少しご無沙汰しておりました。
12月になったと思ったら、もう半月が過ぎようとしています。
ホント走り去る12月ですね。

さて、
考古博物館平成22年度冬季企画展「甲府市内の出土品Ⅲ 古代の道、中道からの眺め」12月11日より始まりました。

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冬季企画展は第3回目を迎えることができました。
今年も甲府市内の出土品ということで、考古博物館が所在する「中道」地域にスポットを当て、甲府市教育委員会(旧中道町教育委員会)が発掘調査をした出土品を展示しています。

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展示のようすです。
甲府市には現在、このように展示ができる施設がありませんので、いつもは見られないものを見ることができます。
また、初公開資料もあります。

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親子で宮ノ上遺跡の土器や石器を見ています。

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今回は土器がほとんどです。
大陸から伝わった須恵器もあります。


地域の歴史を知るよい機会です。
中道にお住まいの方はもちろん、甲府市内にお住まいの方、そうでない方にも見ていただきたい展示会です。
実は今日もテレビの取材が入っているんです。
(12月14日(水)夕方のUTYのニュース「ニュースの星」中で企画展の様子が放送される予定です)

冬季企画展は1月30日(日)まで。
冬季企画展は会期が非常に短いのでお早目にお越しください。

*冬季企画展のご案内→こちら

「落ち葉で、焼きいも!!in曽根丘陵公園」2010.12.12

平成22年12月12日(日)、快晴。
まだ空気ひんやりとしている午前9時です。

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甲斐風土記丘・曽根丘陵公園でイベント「落ち葉で、焼きいも!!in曽根丘陵公園」が開催されました。

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集合場所の風土記の丘研修センター前にはこんなにたくさんの方々にお集まりいただきました。

このイベントは甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園を管理している富士観光開発・富士グリーンテックグループさんが立案、計画を立ててくださったもので初めてのイベントです。
山梨県立考古博物館、山梨県埋蔵文化財センター共同で開催させていただきました。

内容は公園内の落ち葉を拾って(ボランティア)、公園をきれいにした後、みんなでおいしい焼き芋を食べるというもの。
緑豊かな美しいまちづくりを基本に、参加者全員が協力して落ち葉を拾うことによって公園利用者のマナーと環境美化の意識を高めていただこうというものだそうです。

*山梨県曽根丘陵公園ホームページ→こちら

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公園の園長さん、考古博物館次長さんからのお話の後、さっそく清掃作業に取りかかりました。
研修センター周辺と考古博物館周辺を清掃するグループに分かれての作業です。

協力員さんもご家族を連れてなどご参加いただきました。

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考古博物館西側にある復元住居や考古博物館構内古墳、馬乗山1号墳のある古代の広場の落ち葉拾いの様子です。

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たくさんに落ち葉にびっくり!
気合も入ります。

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ほうきやクマデで落ち葉を集めて…

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袋に詰めて、収集します。

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構内古墳の溝に入っている落ち葉もきれいに掃きだしてくれています。

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大人も子どもも一緒にがんばります。
ものすごい葉っぱの量です。

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みるみるうちにきれいに。

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考古博物館東駐車場から考古博物館まで向かう通路もきれいにしました。

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1時間半ほどで集めた落ち葉は軽トラックの荷台いっぱいになりました。

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みなさんのがんばりでこんなにきれいになりました。

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研修センター周辺で作業をされた方、写真が撮影できなくてすみません。
たくさんのビニール袋の中には落ち葉がぎっしり。
こちらの皆さんのがんばりもこの落ち葉で見て取れます。

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参加された方には、ご協力くださったお礼として考古博物館も無料で見学。

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「山梨にいて初めて考古博物館に入った」とおっしゃられる方も…展示室に入ると興味を持って見ているようでした。

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そしてお待ちかねの「焼きいも」です!!

参加された方に1本ずつ配るので、焼くお芋の本数もかなりのものです。
職員も煙と熱さに耐えながら、お芋を焼きました。

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落ち葉で焼いたお芋はどんなかんじに焼けたでしょうか?

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ほくほくであまぁい焼き芋が焼けました。
しかもBigサイズのお芋です!大人の手のこぶし2個分くらいありそう。

あつあつの焼きたてを味わいます。
お芋も割っただけでも「うまそう~!」の声が。

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みんなで作業をしてみんなで食べるとおいしさ倍増だね!
次々と「おいしい」の声が!
満足満足。

ちなみにこのイベントには甲府CATVさんが取材に来られいて、みなさんの様子が番組で放送されたようです。

参加された皆様、公園もすっかりきれいになりました。
ありがとうございました。
またこの風土記の丘・曽根丘陵公園へ遊びに来てもらえたらうれしいです。


2010年12月17日

∞グッズ紹介∞めがねふき

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商品名:めがねふき
値段:各600円
説明:おふくさんが作っているメガネふき「土偶シリーズ」全10点のうち5点が入荷しています。山梨に関わるものを中心にセレクトしました。
めがねはもちろん、携帯の画面、カメラの液晶、双眼鏡のレンズ、パソコンの画面、ゲーム機の画面など拭くことができます。

*おふくさんホームページ「オフクロス」

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大きさ:約横15cm×縦18cm。
素材:ポリエステル70%・ナイロン30%のマイクロ繊維。

では絵柄(裏面)を紹介します。

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1.有名な国宝土偶、縄文のビーナス(長野県茅野市棚畑遺跡)です。
今から約4000年から5000年前の縄文時代中期に作られた土偶。全長は27cm。
完全な形で埋められたという珍しい土偶さんです。
長野県茅野市の尖石縄文考古館に展示をされています。

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2.「仮面の女神」の愛称をもつこの土偶は長野県茅野市の中ッ原遺跡から見つかった仮面土偶です。今から約4000年前の縄文時代後期前半に作られました。大きさ34cm。平成18年に重要文化財に指定されています。
こちらも尖石縄文考古館に展示をされています。

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3.山梨県南アルプス市(旧櫛形町)鋳物師屋遺跡(いもじやいせき)の円錐形土偶です。
ほぼ完全な形の土偶で、中が空洞、3本指の手を腰と腹部にあてています。
縄文中期の土偶です。重要文化財。
縄文王国山梨の仲間、南アルプス市ふるさと文化伝承館に展示されています。

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4.山梨県韮崎市 後田遺跡の仮面土偶。
愛称「縄文の仮面小町ウーラ」。
この名前は今年公募で決った決まりたてのニックネームです。
こちら
高さ21cm。
縄文王国山梨の仲間である韮崎市民俗資料館に展示されています。

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そ し て

このめがねふきの特徴は土偶の絵柄だけじゃないんです。
ポツポツが特徴なんです。

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実はこのポツポツがシリコンエンボス樹脂加工と呼ばれるもの。
このおかけで手が滑らず拭くことができます。
優れものです。

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商品のポップにもこのめがねふきを試した感想が。

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表の拭く面はなめらか。
(写真は接写しています)
このめがねふきは洗濯して使うことができるそうです。

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5.重要文化財、南アルプス市 鋳物師屋遺跡人体文様付有孔鍔付土器土器(じんたいもんようつきゆうこうつばつきどき)です。
胴部にかわいい人の装飾が施されています。
こちらも南アルプス市ふるさと文化伝承館で展示されています。

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おふくさんの店長さんのブログもあります。
「おふくの店長日記」

なんと11月14日に考古博物館へ店長さんがお越しくださったんです。
その時のブログがこちら
ご来館ありがとうございました。

おふくさん、ブログ掲載・お礼が遅くなりましてすみません。

おすすめポイント:
おふくさんの店長さんが土偶などがお好きで始めためがねふきです。土偶好きなら1枚どうぞ。実用的なものですが、コレクションしてもよいかもです。

おすすめ:★★★★★

採りたての霜柱 2010.12.17

おはようございます。珍しく朝からのブログの更新です。

昨日からの寒さは「冬!」っていう寒さですね。
今朝は氷点下。

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考古博物館裏の斜面も真っ白でした。

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この写真を見るだけでも寒いです。大きな霜柱。

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葉っぱにも霜が。

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去年の12月20日にもこの場所の霜柱を紹介しています。
2009.12.20

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この霜柱を採って計測したところ、なんと4cmもありました!!
相当の寒さです。

皆様、風邪などひかぬよう、寒さに十分気を付けながら年末をお過ごしくださいませ。

2010年12月23日

平成22年度ボランティアガイド実習 2010.12.18

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今年度のボランティアガイド研修の最終回の「ボランティアガイド実習」を12月18日(土)に考古博物館常設展示室にて行いました。

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参加された協力員さんは6名。
午前・午後の2回の予定でしたが、午前午後続けて行うかたちになりました。
実習は、実際に展示の解説を協力員の方にしていただき、末木学芸主幹がその力量を見るというものです。

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主幹からは解説をどうやったらいいのかお手本の解説や補足解説もありました。

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今、ボランティアガイドで活躍されている方も参加してくださいました。
更なるガイドを目指しています。

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協力員さんからは疑問も出されたりしました。
それに主幹がまた答える場面もみられました。

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参加された方はさらに知識が深まったようです。

果たして今年度は新たにボランティアガイド、ボランティアガイドマスターになれる方はいるのでしょうか?
またこれからのガイドさんに期待しております。

NHK甲府「もうすぐ山梨のおひる」に石神学芸員が出演しました。2010.12.22

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12月22日(水)にNHK甲府のお昼前の番組(11:40~12:00)「もうすぐ山梨のおひる」の「やまなしミュージアムガイド」のコーナーに考古博物館 石神学芸員が出演しました。

担当をしてくださったのは、前回の「やまなしミュージアムガイド」やイベントPRでもお世話になった小倉実華アナウンサーさん。

*前回5月の「やまなしミュージアムガイド」のようす

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今回紹介したのは、ただいま開催中の冬季企画展「甲府市内の出土品Ⅲ 古代の道、中道からの眺め」です。

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石神学芸員、展示の魅力を伝えます。

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後呂遺跡の人面装飾付土器。
土器に2つの顔の装飾が付いている土器です。

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宮の上遺跡の方形周溝墓から出土した土器について話したり、

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東山南B遺跡の須恵器についても。

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「出土品をたくさん見ていただいて、地元にもこんな歴史があったと知ってもらいたい」
と石神学芸員は最後に述べていました。

この冬季企画展は、1月30日(日)までの展示です。
ぜひぜひ地域の歴史に感心を持ってみていただければと思います。


協力員さん対象 冬季企画展「甲府市内の出土品Ⅲ 古代の道、中道からの眺め」勉強会 2010.12.16・19・23

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協力員さん対象の冬季企画展「甲府市内の出土品Ⅲ 古代の道、中道からの眺め」勉強会を考古博物館特別展示室にて12月16日(木)・19日(日)・23日(木・祝)の3回行いました。

*解説担当
 12月16日(木)保坂学芸課長
 19日(日)・23日(木・祝)石神学芸員

*参加者
 12月16日(木)10名
 19日(日)5名
 23日(木・祝)5名

冬季企画展「甲府市内の出土品Ⅲ 古代の道、中道からの眺め」

1.縄文時代の中道地域
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このケースには後呂遺跡の土器を展示しています。
「ミュージアムガイド」で紹介された土器もこのケースの中に。

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協力員さんは、初めて見る資料もあり、その展示品に驚いているようでした。
解説を聞きながらメモを取るようすもみられました。

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宮ノ上遺跡の縄文土器です。石器もあります。

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釣手土器もありました。

2.有力者の集団墓~宮ノ上遺跡の方形周溝墓群~
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方形周溝墓が多数見つかっている宮ノ上遺跡。

壺がたくさん出土しています。
儀式用の壺と考えられます。

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この他には台付甕やS字状口縁台付甕も多数出土。
濃尾平野影響を受けた土器もみられます。

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これは赤く塗られた土器です。首の部分にはボツボツ模様あり。
こんな土器他に見たことありません。変わった土器です。
当時の作り手のおしゃれ感が伝わってきます。

3.大陸からもたらされた新しい器~須恵器の到来~
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石神学芸員の解説も力が入っています。
須恵器展示コーナー。
宮ノ上遺跡、朝日古墳、岩清水遺跡、東山南B遺跡の須恵器が展示してあります。
今回初公開の須恵器の破片もあり、これらの遺跡の年代を考える上でとても貴重な資料です。

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樽形ハソウは県内で4例しか出土していません。
その2例がここに展示してあります。
東山南B遺跡と朝日古墳から出土したものです。

4.交通の要衝~中道往還~
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最後に古墳時代の後期の宮ノ上遺跡の出土品です。
終始よく解説を聞いていただいた勉強会でした。

この勉強会で考古博物館のあるこの中道の歴史を知っていただけたでしょうか?
年末の忙しない時期の勉強会にご参加いただきましてありがとうございました。

2010年12月28日

今年最後のご挨拶 2010.12.28

平成22年もあと4日で終わります。
今年1年もこのブログを見て、読んでいただきましてありがとうございました。

考古博物館も明日12月29日(水)~1月1日(土)まで年末年始の休館です。
新年2日からは新年干支展、古代のもちつきイベントを開催します。

今年最後のご挨拶として「幸せの木」を紹介します。

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館長室にあるこの「幸せの木」。ドラセナという観葉植物です。

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なんとその「幸福の木」に昨日花が咲いたんです。

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夜に花が咲きます。昼間はつぼみです。
花が咲くと部屋中に香りが広がります。

ブログ「風土記の丘だよりinかい」にはすでに昨日紹介されています。

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蜜があふれていて、それを虫さんが食べいます。

十何年以来花が咲いたことがないというこの「幸福の木」、
なにかいいことが起こりそうです。

本日で今年最後のブログ更新となります。

平成22年お世話になりました皆様に御礼申し上げます。
来年も山梨県立考古博物館、そしてこの山梨県立考古博物館協力会ブログをよろしくお願いいたします。
皆様に「幸せ」がたくさん降り注ぎますように。
では皆様、よいお年をお迎えください。

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