
特別講演会の第2回目を平成22年11月7日(日)午後1時半から約2時間、風土記の丘研修センター講堂で開催いたしました。
◆第28回特別展についてはこちら
◆特別講演会の詳細はこちら

第2回目テーマは「装身具からみた古墳時代の女性像」。
講師は奈良県からお招きした、奈良芸術短期大学講師である玉城一枝先生です。

玉城先生は、神戸女子大学や佛教大学の講師もされています。
絵画鑑賞がお好きな先生です。
埴輪の装身具から古墳時代の女性像を探りました。
講演会は29名のご参加をいただきました。
「前回の講演会に参加しておもしろかったのでまた今回も来た」という方もいらっしゃいました。
協力員の方も何人もいらしてくださいました。
みなさん、とても積極的な参加です。

埴輪の髪型や埴輪している首飾りや手玉、足玉に注目されていました。
古墳時代の女性は島田髷を結っていることも埴輪からわかります。
結上げている位置はそれぞれですが。
また手玉や足玉をしているのは女性だそうです。

奈良県の藤ノ木古墳の2体の被葬者についてもお話がありました。
先生は近年、出土した副葬品に注目して南側の被葬者は女性ではないかと提唱されています。

南側の被葬者は骨はほとんど残ってはいませんでしたが足玉をしているそう。
女性あるいは女装をした男性だったのでは。
お話を聞いたみなさんは埴輪についてもっと興味を持った様子です。
山梨の埴輪について、参加者の方から質問もありました。
玉城先生、ご講演ありがとうございました。
「講演を聞いて、埴輪の展示を見直さないと」「耳にも玉をしている(耳玉)なんて」
と協力員さんおっしゃっていました。
特別展でも耳玉をしている埴輪を見ることができますよ。

恒例となりました、講演会後の学芸員による特別展解説です。
もう何度が展示を見た方も解説を聞きながら展示を見直して、新たな気付きがあったようです。
次回最終回第3回目の講演会は
山梨県埋蔵文化財センター所長であり、土偶が多数出土した釈迦堂遺跡を発掘された、小野正文氏に11月7日(日)ご講演いただきます。
男性ですが「縄文人のお産」についておもしろい話が聞けるはずです。
参加お申し込み受付中。→こちら

