« 2010年07月 | メイン | 2010年09月 »

2010年08月 アーカイブ

2010年08月04日

第46回史跡文化財セミナー「富士信仰と浅間神社」 2010.8.1

第46回史跡文化財セミナーを「富士信仰と浅間神社」を平成22年8月1日(日)、富士吉田市にて開催いたしました。

このセミナーを写真で簡単に振り返ってみます。

20100804-1.jpg

時間:午前10時~午後2時半
天気:晴れのち曇り
参加者:28名

☆今回のコースは…

はじめの会(富士吉田合同庁舎駐車場)

金鳥居

旧外川家住宅

富士山元講

昼食(北口本宮富士浅間神社)

北口本宮富士浅間神社

山神社

上行寺

西念寺

根神社

中宿山神社

終わりの会(富士吉田合同庁舎駐車場)


20100804-2.jpg

講師は 富士吉田市歴史民俗博物館 布施 光敏氏。
縄文王国山梨のメンバーでもあります。

20100804-3.jpg

富士吉田市は「吉田のうどん」が有名です。
「吉田のうどんマップ」もあります。
農業に不向きな土地柄であることから、古くは雑穀栽培のほか富士裾野傾斜地に流れる 流水を利用した水掛麦と呼ばれる独特の麦作をしていたそうです。

20100804-4.jpg

富士吉田の地形や町の話をしながら歩きます。

今回のセミナーはご夫婦で参加された方が多かったです。

20100804-5.jpg

金鳥居交差点南にある金鳥居
鎌倉往還と富士山道が交わる地点にこの金鳥居が建っています。
これは1955(昭和30)年に建てられたもの。
一番初めに建てられたのは1788(天明8)年。

20100804-6.jpg

この金鳥居交差点の北には江戸時代に建てられた「道しるべ」が今も残っています。
側面には「右ハ江戸ミち 左ハ甲州ミち」と刻まれている。

20100804-7.jpg

御利益があるように!?金鳥居に触って浅間神社方面へ歩いていきます。

20100804-8.jpg

今回は町(タウン)歩きですね。
緩い傾斜の道です。
暑い中でもみなさんどんどん歩いていきます。

20100804-9.jpg

「世界遺産 インフォメーションセンター 金鳥居茶屋」では富士吉田市の観光パンフレットを手に入れることができます。
また無料で周辺をガイドしてくれるガイドツアーもしているそうです。

20100804-10.jpg

富士吉田市歴史民俗博物館付属施設である「御師 旧外川家住宅」を見学。
旧外川家住宅山梨県指定文化財です。

20100804-11.jpg

まずは外観から。
短冊状の地割りで細長い建物です。

20100804-12.jpg

御師は富士山の神霊と崇拝者の間にたち、崇拝者に代わって祈りをあげ、お札を配り、登拝(信仰登山)の際には自宅を宿泊所として提供して、富士信仰を広める役割を果たした人々だそうです。
旧外川家住宅はこうしてみることができる富士吉田市唯一の御師宿坊です。

20100804-13.jpg

住宅前にはあじさいが咲いていました。
ここは標高800mくらいだそうです。
気温は少し涼しいですが、紫外線が強いです。

20100804-14.jpg

主屋の居間にて。
主屋は1768(明和5)年に建造されました。
貴重な建物です。市がこの貴重な建物を後世へ残すため、頑張って管理・維持を続けているそう。

20100804-15.jpg

裏座敷 広間にて。
富士山の信仰の歴史やその信仰の雰囲気を感じ取ることができます。

20100804-16.jpg

後神前です。

20100804-17.jpg

御師の衣装も展示してありました。
住宅の部屋の中は涼しく少し長居してしまいました。
住宅にはご案内をしてくれる方が常駐しているそうです。
お世話になりました。

20100804-18.jpg

富士山元講(ふじやまもとこう)です。

20100804-19.jpg

道沿いには「御師宿坊」が数々みられます。
重要文化財 小佐野家住宅もそのひとつです。

20100804-20.jpg

北口本宮富士浅間神社に到着。

20100804-21.jpg

参道を歩く…

20100804-22.jpg

仁王門礎石もみられます。


そして午前の部終了。
社務所をお借りしてお昼。


20100804-23.jpg

午後は北口本宮富士浅間神社の境内の見学から。
御神木太郎杉と拝殿が後ろに見えます。

20100804-24.jpg

拝殿横から後ろを回って見学。
東宮本殿(重要文化財)

20100804-25.jpg

たくさんの社があります。

20100804-26.jpg

諏訪神社。
毎年8月に開催される「吉田の火祭り」はこの神社のお祭りです。

20100804-27.jpg

浅間神社の見学を終えて、山神社へ。

20100804-28.jpg

そして上行寺へ。

20100804-29.jpg

ご住職が神社の縁起など説明してくださいました。
山梨県指定有形文化財の銅造如来立像(高さ11cmほどの小型の金銅仏)は毎年4月8日にだけご開帳するそうです。

20100804-30.jpg

快くご説明いただきましてありがとうございました。

20100804-31.jpg

上行寺さんに咲いていたこすもす。

20100804-32.jpg

西念寺へ。

20100804-33.jpg20100804-34.jpg

時宗のお寺です。
一遍上人像もありました。

20100804-35.jpg

根神社。

20100804-36.jpg

中宿山神社。

20100804-37.jpg

合同庁舎に戻って終わりの会。「お疲れ様でした」。

20100804-38.jpg

その後のオプション…

富士吉田市歴史民俗博物館を見学(希望者)
続いて布施さんにご案内いただきました。

一つ前の金鳥居の2分の一の模型です。
すぐ右下には昼間見た「道しるべ」のレプリカが。

20100804-39.jpg

富士吉田の土層。
縄文時代の遺跡としては、古屋敷遺跡や池之元遺跡が有名です。

富士山の信仰に関する展示や地域をささえた産業の展示もありました。

富士吉田市歴史民俗博物館では
8月7日(土)より子ども向け展示として
「企画展 富士の女神さま」を開催するそうです。

今回の史跡文化財セミナーはいかがだったでしょうか?
吉田の町を歩くことで富士山への信仰の歴史の深さを強く感じたのではないでしょうか?
また参加者された方のご感想をお寄せくだされば幸いです。
講師の布施さん、参加された皆様1日お疲れ様でした。
ありがとうございました。

次回、今年度最終回、第47回史跡文化財セミナー「米倉山と周辺の古墳群」を10月24日(日)に開催します。
考古博物館では特別展「発掘された女性の系譜~女性・子ども・家族の造形~」も開催中です。
こちらのセミナー参加お申し込みは9月24日(金)より受け付けます。
次回も多くの方のご参加お待ちしております。

2010年08月07日

平成22年度 第1回こうこはくdeタッチ&トーク「縄文土器がいっぱい!考古博物館収蔵庫バックヤードツアーで縄文土器に触っちゃおう」 2010.8.7

今年度から少し形を変えたギャラリートーク「こうこはくdeタッチ&トーク」。
第1回目は、「縄文土器がいっぱい!考古博物館収蔵庫バックヤードツアーで縄文土器に触っちゃおう」(タイトルが長いです)ということで、平成22年8月7日(土)に考古博物館にて午前・午後の2回開催しました。

20100807-1.jpg

第1回こうこはくdeタッチ&トークについてはこちら

それでは、今回初の試みの「第1回こうこはくdeタッチ&トーク 縄文土器がいっぱい!考古博物館収蔵庫バックヤードツアーで縄文土器に触っちゃおう」の内容をお見せします。
参加されなかった方は後悔する…かもしれませんよ♪

20100807-2.jpg

スタートは普段は見ることができないたくさんの出土品が収蔵されている博物館収蔵庫を見学から!

学芸員が収蔵庫をご案内!
この収蔵庫をイベントで見せるのは初めて?

20100807-3.jpg

学芸員が収蔵しているものの説明をしながら、参加者のみなさんに土器や石器、土師器、陶磁器などなどに触っていただきました。

20100807-4.jpg

古墳時代の器台です。

20100807-5.jpg

学校の社会の夏休みの宿題があるそうで、一生懸命話のメモを取っている中学生もいました。

20100807-6.jpg

中世の焙烙(ほうろく)です。

20100807-7.jpg

縄文王国山梨!を誇る縄文土器を並べて、観察していただきました。

20100807-8.jpg

ここでも縄文土器を触ってみます。
貴重な体験。

収蔵庫の中は暑かったのですが、皆さんその暑さ以上に熱心で収蔵庫に保管されている土器などに夢中なようでした。

20100807-9.jpg

収蔵庫見学の後は常設展見学へ。
引き続き、学芸員の解説で展示を見学。

縄文時代の生活について。

20100807-10.jpg

土偶についての話。
見学中も話のメモを取る姿が見られました。

20100807-11.jpg

常設展見学の後は土器の拓本カード作り。
いつもは夏休みフリーパスポートイベントとしてお子さん限定で行っていますが、今日は大人の方もOK。

20100807-12.jpg

楽しそうに土器の拓本を取っています。

20100807-13.jpg

できあがり。親子でそのできばえに満足そう。

参加された13名の皆様、ご参加ありがとうございました。
1回、1時半という時間設定でしたが、みなさん興味がとてもある方々で1時半を軽くオーバー。2時間くらいの時間があっという間でした。
最後に参加された方から「ありがとうございました」の声が聞けて嬉しく思います。

今後もこの形を変えた「こうこはくdeタッチ&トーク」を計画していきたいと思っております。次回もお楽しみに…。


2010年08月11日

再び現る!ジュラシックパーク 2010.8.8

20100811-1.jpg

考古博物館受付にジュラシックパークが再来しました!

※前回のジュラシックパークはこちら

20100811-2.jpg

今回は前回よりパワーアップ!!
恐竜の数・種類が増えました。
20匹を越える恐竜たちです。

20100811-3.jpg

ティラノサウルス系?

20100811-4.jpg

池と葉っぱ

20100811-5.jpg

ステゴサウルス?

20100811-6.jpg

トリケラトプス?

今回も作ってきてくださった協力員さんありがとうございました。

平成22年度考古学講座第4回「女性の考古学 よもやま話」2010.8.8

20100811-7.jpg

平成22年8月8日(日)(午後1時半~3時)に平成22年度考古学講座の最終回、第4回考古学講座「女性の考古学 よもやま話」を風土記の丘研修センター講堂にて開催いたしました。

*平成22年度考古学講座について

20100811-8.jpg

20100811-9.jpg

今回の講師は山梨県埋蔵文化財センター、文化財主事を長年されている野代恵子さん。
3人のお子さんがいらっしゃる母でもあります。

「女の女神」、「出産と子育て」、「生活の道具」の3本柱でお話を進めてくださいました。

20100811-11.jpg

今回の参加者は44名です。

20100811-12.jpg

お話の内容は、山の神様・トイレの神様(これらの神様は女性)についてや富士御室浅間神社本宮(富士山二合目)など野代さんが実際に発掘調査をされた調査結果について、胞衣(えな…胎児を包む膜や胎盤)儀礼についてや出産する縄文人が表された土器や子育てをする土偶、手形足形土製品などについて、また、土器の使われ方など、さまざまな内容で、まさによもやま話でありました。

20100811-13.jpg

内容濃い講演後には、参加された方から講師の方へ活発なご質問も出されました。
野代さんご講演・質問にも答えていただきましてありがとうございました。

20100811-14.jpg

その後、4回すべて受講された21名一人一人に考古学講座の修了証と10月9日より開催します第28回特別展「発掘された女性の系譜~女性・子ども・家族の造形~」のご案内状を授与いたしました。

20100811-15.jpg

最終回44名の受講者のうち半数近くは全4回受講された皆勤賞の方でした。
これを楽しみに全4回を受講された方もいらっしゃいました。
数ある講座の中、当講座を選んでご参加いただいたことはとてもありがたく思っております。ありがとうございました。


第28回特別展「発掘された女性の系譜~女性・子ども・家族の造形~」の事前講座は9月5日(日)に開催いたします。
ただいま受講お申し込み受付中です。
こちらも引き続きお願いいたします。
事前講座のご案内

2010年08月26日

平成22年度県外研修があさってに迫りました!

 今年度の県外研修がいよいよあさって(8月28・29日)に迫りました。

 今回の県外研修テーマは「卑弥呼の遺跡、纏向遺跡と箸墓古墳」ということで奈良県橿原市と桜井市に24名の協力員と2名の事務局員で参ります。


 20100826-1.jpg

お手元に「県外研修のしおり」は届きましたでしょうか?
実際は「さくら色」の表紙のしおりです。

奈良まで1泊2日という弾丸ツアー?ですが、参加される協力員の皆様、体調など気を付けながら、よろしくお願いいたします。

About 2010年08月

2010年08月にブログ「山梨県立考古博物館協力会」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2010年07月です。

次のアーカイブは2010年09月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35