« 2010年01月 | メイン | 2010年03月 »

2010年02月 アーカイブ

2010年02月12日

中世展示コーナー展示替えをいたしました。

遅くなりましたが、1月18日の記事でお知らせした話題の続きです。

20100212-1.jpg

20100212-2.jpg


1月の休館中に常設展の中世の展示コーナーの展示替えをいたしました。
鎌倉時代から江戸開府前までの展示です。
3遺跡の遺物を新たに展示しました。

1.小井川遺跡(こいかわいせき)【中央市】
洪水に埋もれた寺院跡が発見されている遺跡です。
注目されている県内最古の銘のある五輪塔の地輪(地輪には「延慶三年三月廿九日/未之時/御往生」と記されています)をはじめ茶壷、墨書土器、陶器、硯、鹿の角などを展示しました。

20100212-3.jpg

20100212-4.jpg

県埋蔵文化財センターの遺跡トピックスで小井川遺跡のことが紹介されています。
遺跡トピックス


2.岩崎氏館跡(いわさきしやかたあと)【甲州市】
武田武士の館跡です。
岩崎氏は甲斐国守護であった武田信光の子である七郎信隆を祖として14世紀初頭から15世紀中頃まで数代にわたり現在の甲州市岩崎周辺を治めました。
発掘されたかわらけを展示しています。

20100212-5.jpg
写真の真ん中の遺物が岩崎氏館跡の遺物です。


3.武田氏館跡(たけだしやかたあと)【甲府市】
来館した小学生にも「武田信玄のものは展示してありますか?」と尋ねられたことがあるほどリクエストのあるところの展示です。
武田氏館跡は、武田神社境内地やその周辺部で国の史跡に指定されていて、現在は堀や土塁が残されています。
発掘調査で発見されたかわらけや青磁などを展示しています。

20100212-6.jpg
写真左が武田氏館跡の遺物です。

展示替えをした中世の展示コーナー、じっくりご覧ください。

風土記の丘望見展「ものづくり体験の現状と展望 青銅器作りを中心として」開催中です

来月3月22日(月)まで風土記の丘研修センターエントランスホールにて「風土記の丘望見展」を開催中です。

20100212-7.jpg

ものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」と「チャレンジ博物館」を開催している風土記の丘研修センター。ほかの施設ではなかなかできない体験学習教室を企画、研究しております。
昨年度から始まった「青銅鏡作り教室」は今年度8回開催され、3月にも2回開催される予定の今年一押しの教室です。

ということで、今回の望見展のテーマは「ものづくり体験の現状と展望 青銅器作りを中心として」。今年度のものづくり教室の成果(=現状)と新しい体験学習にむけた試作品(=展望)を展示しています。

では、展示を紹介します。

一般の方対象の「原始古代の技を学ぶ」から》

20100212-8.jpg

20100212-10.jpg
復元をした数々の青銅鏡

20100212-11.jpg
九州型銅戈の復元、富本銭の枝銭の復元

20100212-12.jpg
イノシシのキバのペンダント

20100212-13.jpg
草木染めと原始機織りでの新たな試み


《小中学生の親子対象「チャレンジ博物館」から》

20100212-9.jpg

20100212-14.jpg
チャレンジ博物館での青銅鏡作りの企画は初でした。
お子さんができるようにアレンジされています。

20100212-15.jpg

第1回ユニークな土偶をつくろう
第2回縄文時代のかごをつくろう
第3回粘土作りから野焼きまで~縄文土器をつくろう~
第4回縄文時代の布を編んでみよう
第5回弥生時代の矢じりをつくろう
第6回弥生時代の稲かりに挑戦しよう
第8回古代の青銅鏡をつくろう
第9回干支の土鈴をつくろう

第10回縄文時代のアクセサリーをつくろうはこれから開催します♪

チャレンジ博物館の開催レポート公開中です。
こちら

「風土記の丘望見展」の詳しい情報は考古博物館のこちら

たくさんの方々にこの展示みていただいて、教室へも参加いただけたらと思います。

第7回わたしたちの研究室

第7回わたしたちの研究室でご応募いただいた小中学生の考古学や歴史学などの研究作品を展示中です。

20100213-12.jpg

会期:平成22年2月9日(火)~3月7日(日)
会場:考古博物館 特別展示室

展示公開に先立って、2月7日(日)に考古博物館エントランスホールにて表彰式・発表会を行いました。

選考結果はこちら

20100213-1.jpg
表彰式の様子です。

20100213-2.jpg
考古博物館武井館長・山梨県考古学協会谷口会長より一人一人に賞状をお渡ししました。

20100213-3.jpg
20100213-4.jpg
表彰式の後は、受賞されたみなさんでナウマン象の前で記念写真を撮りました。

20100213-5.jpg
それから、発表会です。

20100213-6.jpg
受賞された児童・生徒さんに研究を発表していただきました。

20100213-7.jpg

20100213-8.jpg

20100213-9.jpg

20100213-10.jpg
20100213-11.jpg
児童・生徒の皆さんは、発表事前の準備、練習をしてくださっていたようです。
みなさん立派に発表されていました。

20100213-13.jpg
展示の様子。

個人研究部門・中学校の部 
最優秀賞(山梨県教育委員会委員長賞)
山梨英和中学校 1学年 小関里歩さん
「縄文の響き」

20100213-14.jpg
作製した土笛と縄文土器も展示してあります。

20100213-15.jpg
団体研究部門(学校・学年・学級単位)
最優秀賞 (山梨県教育委員会委員長賞)
増穂町立増穂小学校 6学年 「富士川舟運を探る」

超大作です。奥の展示ボード、机にもびっしり成果が展示してあります。


全246点の小中学生の研究成果を同じ小学生から年配の方まで幅広い年齢の方々にご覧いただきたいと思います。
3月7日(日)までです。

2010年02月13日

古代の音色コンサート-縄文笛毅さん公演- 2010.2.13

1月30日富士吉田市歴史民俗博物館から始まった1・2月の古代の音色コンサート。平成22年2月13日(土)は考古博物館の回でした。
土笛やフルート奏者の縄文笛毅さんに午後2時から1時間たっぷりご公演いただきました。

20100215-1.jpg
90人の方においでいただき、大盛況です。
協力員さんも何人かいらしてくださいました。

20100215-2.JPG 20100215-3.jpg
縄文笛毅さんは、自分で作られた土笛や復元された弥生笛、意外なものでは小さな貝や竹輪(食べながら吹く)、コップなど様々なものでパフォーマンスしてくださいました。

20100215-4.jpg
エントランスホールや展示室は縄文笛さんが創り出す音色が響きわたってなんとも言えない不思議な空間になりました。
「展示室にある縄文土器と共鳴しているようだ」と縄文笛さんはおっしゃっていました。

20100215-5.jpg
縄文笛さんの演奏は聴く人を引き込み、また語りも魅力的でさらに皆さんを引き付けていました。

20100215-6.jpg
「カラカラカラ~コロコロコロ~」と山梨県の遺跡でも出土する縄文時代の土でできた鈴である土鈴(どれい)の復元品も鳴らしてくださいました。

20100215-7.jpg
それから、現代のフルートも演奏。
昭和10年代の曲「ワカバ」という曲が演奏された時にはご年配の方の歌詞を口ずさむ声も聞こえてきました。

20100215-8.jpg
それから、特別楽器にて演奏いただきました。
特別楽器というのは、遺跡から出土した本物の土笛です!!

20100215-9.jpg 20100215-10.jpg
いい音色でした音符
縄文人が出した音色もこんな音色だったのかなと想像しながらお聴きいただけたと思います。

20100215-11.jpg
最後は復元された縄文笛での演奏です。

縄文笛は北海道の美々4遺跡から発見された、アザラシのような動物形土製品をもとにして作られたそうです。
この土製品はちょうど今東京国立博物館で開催されている国宝土偶展で展示されているもの。この偶然にびっくりした協力員さんもいたようです。

国宝土偶展 2月21日(日)まで東京国立博物館で開催中
北海道 千歳市ホームページ 動物形土製品(国指定重要文化財)

20100215-12.jpg
縄文笛さんの音色に引き込まれた1時間。
聴かれた方の温かい拍手でコンサートが締めくくられました。
縄文笛毅様ご公演ありがとうございました。


次の古代の音色コンサートは20・21日に釈迦堂遺跡博物館・谷戸城ふるさと歴史館で
開催いたします。→縄文王国山梨
考古博物館での古代の音色コンサートは2月27日(土)です。
この日は縄文王国イベントも開催いたします。
展示を見て、縄文体験をして、古代の音色を聞いて、1日楽しめます!
(詳細が決まりましたら、また考古博物館のホームページに掲載します)。

お子さんからご年配の方まで参加大歓迎です。お越しをお待ちしています。

2010年02月16日

2月の生け花

20100216-1.jpg
昨日休館日、協力員の原田さんがお花を生けに来てくださいました。
毎回素敵な生け花です。

今日、お当番に来られた協力員さんもこの生け花をみて感心しておられました。

20100216-2.jpg
ツバキ。冬らしいです。

20100216-3.jpg

20100216-4.jpg

わからなくてすみません…この黄色いお花と白いお花、なんという名前のお花なのでしょうか?

今日はどんより曇りの天気で気持ちもすっきりしないかんじですが、この生け花をみると華やかな気持ちにさせてくれます。

2010年02月19日

[やまなしものがたり] -縄文王国山梨

「やまなしものがたり」というブログ ご存じでしょうか?


実はこれ山梨県知事と職員のブログで、2009年平成21年2月13日から始まったそうです。

やまなしものがたりこちら


日本で初めて、知事と職員が一緒になってブログを始める「チーム山梨県庁」です。
このサイトを訪問してくれる皆様にとって、楽しくタメになる情報を発信していきます!
(ブログProfileより)

そのブログに「縄文王国山梨」という記事を発見!
知事政策局の佐藤さんという方が2009.12.7に書いてくださいました。
(紹介するのがかなり遅くてすみません)

記事は↓

20100219-1.gif
画像をクリックするとページへいけます!

「縄文王国山梨」は「山梨県」としても外せないアピールポイントなのですね。
嬉しい限りです。

2010年02月28日

縄文王国山梨イベント「考古博で縄文体験!」2010.2.27

昨日(2月27日土曜日)、縄文王国山梨の巡回イベント(今年度2回目)を今回は考古博物館で開催しました。

20100228-1.jpg

「考古博で縄文体験!」をいうことで体験メニューは↓を用意しました。
20100228-2.gif

20100228-3.jpg
外では土器でドングリを煮てあく抜き。
ひたすらグツグツです。

20100228-4.jpg
石器でクルミやドングリ割り。
すごく固いクルミもこの石器の威力なら割れます!

20100228-5.jpg
縄文クッキーを食べてみる。
今回はドングリクッキーとトチクッキー。
警戒しながらも1枚食べるともう1枚。

20100228-6.jpg
ドングリ(クヌギ)+クルミ(オニグルミ)
トチ+クルミ(オニグルミ)
トチクッキーは初めて作ったものを食べていただきましたが、なかなか好評。

20100228-7.jpg
ミニ土偶づくりは、オーブン粘土で土偶の写真を見ながら気に入った土偶の顔を真似しながら作ってみました。
作った人の顔に似ると言われる土偶…かわいくできました。

20100228-8.jpg
午後2時からは古代の音色コンサート♪
今回の演奏家さんはオマタタツロウさん。
エントランスホールは満員でした。

20100228-9.jpg 20100228-10.jpg

20100228-11.jpg 20100228-12.jpg
土笛や縦笛やドングリの殻や自然の木、貝、太鼓など本当に様々なもので演奏していただきました。

20100228-13.jpg

20100228-14.jpg
遺跡から出土した土笛を吹いていただきました。
これは前回縄文笛さんの時も吹いていただいたもので、またその時とは違った音色でした。

20100228-15.jpg
3つの楽器を同時に!陽気な明るい音楽です♪

20100228-16.jpg20100228-17.jpg
次々と繰り広げられるパフォーマンスに聴いているみなさんは音色に耳を澄ませたり、時には笑顔を見せたり、驚きの表情を浮かべたりしていました。
音色に合わせて踊っている!?ようなお子さんもいましたよ。

オマタさんには今回の古代の音色コンサートで3回ご出演いただきました。
ありがとうございました。

-おまけ-
20100228-18.jpg
コンサートに来てくれたお子さんと前回もオマタさんのコンサートへ来てくださった方にオマタさんがプレゼントしたもの。
この葉っぱはオマタさんが拾って絵を描いたものです。
素敵なプレゼントでした。

そして
本日、1月末から毎週行ってきた毎古代の音色コンサート最終回を釈迦堂遺跡博物館で開催します!!!
矢島たかしさんとアマウツシさん公演です。午後2時より。
雨模様ですが、縄文の音色を聞きに釈迦堂さんへお出かけください♪

About 2010年02月

2010年02月にブログ「山梨県立考古博物館協力会」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2010年01月です。

次のアーカイブは2010年03月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35