平成20年度の協力会県内研修を3月8日日曜日に行いました。
今回は身延町と南部町。協力員さん32名の方にご参加いただきました。
天気は雨かと心配されましたが、出発時は曇りでなんとか…しかし、午後には晴れました。
気温も朝は8度くらいでしたが、午後には14度とぽかぽかに。
普段はあまり行くことのない地をみなさんで見学できました。
では、研修の様子を写真で報告します!!

移動は皆さんそろって40人乗りくらいの中型バスで(運転手の坂本さんお世話になりました)。
バスは快適です。

協力員さんは、はじめの見学地天神堂遺跡(南部町万沢)まで約1時間半、保坂課長による道すがらの鰍沢河岸跡などの遺跡の話、地形の話、気候の話など様々なお話を聞きながら道中を楽しみました。
課長はまるで売れっ子バスガイドさん?のようでした。

天神堂遺跡に到着しました。万沢小学校地点です。
ここで、協力会会長の椎名先生からごあいさつをいただきました。

天神堂遺跡の説明を保坂課長が行いました。
天神堂遺跡は旧石器時代の遺跡として有名です。
石器が多く出土し、昔の人の調理場跡とされる礫群も見つかっています。
石器の一部、礫群剥ぎ取りは考古博物館の常設展入ってすぐ左に展示されています。
保坂課長の研究分野ということで詳しく説明してくださり、その説明を協力員さんは熱心に資料を見ながら聞いていました。

第一発掘地点に行きました。写真のような表示が立っています。

学校の校庭には町の天然記念物である「ヒイラギモクセイ」の木もありました。

約1時間の天神堂遺跡の見学を終え、昼食を取りました。
普段集まって協力員さん同士、話をする機会はほとんどないのですが、ここでは楽しくお話をし、交流を深めているという雰囲気でした。
(南部路弁当のお味はどうでしたか?)

お腹もいっぱいになったところで、次の見学地、最恩寺(南部町福祉)を訪れました。
最恩寺は、寺伝や『甲斐国志』・『甲斐国社記・寺記』(明細由緒書)などの記載によると、長久年間(1040~1044)開創の古刹で、はじめ天台宗寺院であったといいます。
その後、応永年間(1394~1428)に妙心寺派中興間山立翁和尚を迎えて再興されたといわれるお寺です。

仏殿は国の重要文化財に指定されています。
江戸時代にお寺にあった火災を免れた建物です。
禅宗様方一間裳階付きの仏殿で建立は室町時代中期を降らないのではないかと言われています。

住職さんがお忙しい中にも関わらず、いらっしゃり、お寺の解説をしてくださいました。
県の重要文化財の勝千代像画像は写真で拝見。

住職さんが普段は閉まっている仏殿を開いてくださり、内部を見学したり、内に納められている厨子も見させていただきました。

それから、本堂裏側の住職墓の一画ににある穴山勝千代の五輪塔を見学しました。

穴山勝千代の五輪塔です。52cmとやや小振り?

最後の見学地は身延町歴史民俗資料館。
ここは常時開館という資料館ではないので、この時間、特別にに身延町教育委員会の方に開けていただきました(ありがとうございました)。
縄文土器や石器、生活用具、大工、石工さんなどの道具、手漉き和紙道具、機織り機、化石など身延町の貴重な資料が展示してありました。

記念写真を1枚。
協力員の皆様お疲れ様でございました。
今回の県内研修はご満足いただけましたでしょうか?
山梨の考古学への好奇心をもっと刺激する研修となったでしょうか?
また来年度も県内研修を行う予定です(リクエストも受け付けます♪)。
平成21・22年度の新規協力員さんの募集は本日(3月10日)までです。
協力員になるとこのような研修にも参加できます。
たくさんのご応募お待ちしております。
詳しくは考古博物館のホームページにあります、協力会のページをご覧ください。

