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2008年03月 アーカイブ

2008年03月20日

考古博の標本木

 ウグイスの鳴き声が響き渡る甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園。
 と言いたいところですが、筆者はまだ今年「ホーホケキョ」を聞いていません。3/5(水)に桜の開花予想が発表されました(気象庁、第1回目)。それによると甲府は4/1、これは例年より3日、去年より11日遅いとのことでした。ウグイスの鳴き声を聞いていないのは、桜の開花が遅いこと、つまり(それまでの)寒さと関係すると思っていましたが、3/12(水)の2回目の発表では甲府の開花は3/30に、そして昨日(3/19水)の最終発表では、ついに甲府の開花は3/25に…。例年よりは4日早いですが、例年よりは4日遅いだけの開花(予想)となってしまいました。ウグイスの鳴き声を聞いていないのは、単にタイミングがずれて聞き逃しただけ…、そう言えそうです。

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 さて、開花とは花が5~6輪咲いた状態を言います。
 去年は3/21に甲府の開花が宣言されましたが、その数時間前の8時半頃には、当館HPでも開花が宣言されました(上の写真はそのときのソメイヨシノ)。筆者が勝手に決めた園内の標本木によるものですが、甲府気象台よりも早く宣言したという変な自己満足があった一方、正式な発表と同じ日で良かったという安堵感があったのも事実でした…(その前日、閉館直前でもまだ4輪でした。翌朝に5輪咲いたのを確認して考古博の宣言をした次第です)。

 今年も考古博の(勝手な)標本木により、独自に開花宣言をします。しかし、開花予想が早まったことで別の懸念も出てきました。3/24(月)に開花されると困る…ということです。とは言え、肌寒い昨日今日、考古博の標本木がいつ開花するのか、しばらくの間、筆者を悩ませそうです。

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 上の2枚は同じ3/13に撮影したもの、上が去年の3/13、下が今年の3/13(木)です。この違いは明らかです。しかし、これ以後ソメイヨシノをチェックしていないので、この1週間でかなりふくらんだことでしょうね。
 当館HPでは、「花便り」で園内の様子をお知らせしています。梅から桜へ、主役が変わりつつある様子をお確かめください。

 ※県内研修(3/22土)は当館エントランスホールに9時集合です。
 ※しばらくの間協力会HPを担当します。半年ぶりですが、よろしくお願いします。


2008年03月23日

悩ましき桜かな

 前回、桜の開花(予想)について書きましたが、今回はもう1つの懸念、桜の開花と第35回史跡文化財セミナーについてです。

 考古博物館収蔵遺物のふるさとを巡り歩く史跡文化財セミナーは、おかげさまで大変ご好評をいただいている事業です。新年度の最初は「風土記の丘と中道往還」(4/6(日)実施)、公園内の史跡巡りと常設展観覧、そして「山梨の遺跡展2008」観覧をメインに、「中道往還」という視点を加えて実施します(※1)。
 さて、今回のチラシ、桜の開花予想を聞いて直しました。チラシの一文「春の花」を「満開のサクラ」に直して…。
 3/5(水)の1回目の発表では、開花(予想)は4/1(火)でした。開花してから満開までは、目安として1週間、つまり事業の4/6(日)はちょうどいい頃…。しかも標高差100mもある研修センター周辺は、下(博物館周辺)よりもさらに開花が遅い、この先、開花(予想)が早くなっても、「満開のサクラ」と表現して絶対大丈夫!!

 世の中、「絶対」なんて考えない方がいいですね。この調子で行っても、4/6(日)の日には研修センター周辺で充分桜を楽しめると思いますが、その後の開花予想には、少しやきもきさせられました…。
 下の写真は今日(3/23)のソメイヨシノ、いよいよ、開花までカウントダウン!となりました。

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 さて、4月と5月の事業をご案内します。詳しくは当館HPをご覧ください。
 また、20回目となる「こどもまつり」では、色々とお手伝いをお願いすることとなりますが、よろしくお願いします。

展示会
  「山梨の遺跡展2008」 4/6(日)まで
  春期企画展「甲斐の前方後円墳」 4/26(土)~6/29(木)
原始古代の技に学ぶ(高校生以上・一般)
  「勾玉とガラス小玉作り」 4/19(土) ※只今募集中
  「縄文土器作り」 5/10(土)・17(土)・31(土)
チャレンジ博物館(小中学生親子)
  「弥生時代の矢じりを作ろう」 5/25(日)
講演会・セミナー
  第35回史跡文化財セミナー「風土記の丘と中道往還」 4/6(日) ※只今募集中
祭り
  第20回「風土記の丘こどもまつり」 5/4(日)・5(祝)   
  
※1 史跡文化財セミナーの今年度テーマは、「道・路」です。
※ 今朝、ソメイヨシノを確認しに行ったとき、ウグイスを聞きました。
   しばらくの間ずっと泣き続け、こちらもしばらく立ち止まってその声に聞き入りました。
※ 昨日の県内研修は、本当に良い天気で良かったですね。次回ご案内します。

2008年03月27日

県内研修

 汗ばむほどの晴天に恵まれた3月22日(土)、協力会の県内研修がありました。名付けて「甲府市東部と笛吹市の遺跡めぐり」 ちょっとだけですが、その様子を覗いてみます。

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 (横根・桜井積石塚古墳群)
 直径数mの古墳が何と145基!切り株や多くの石で足場の悪い中、地図と看板を頼りに歩きました。とは言え、夏に行ったら雑草や蚊の大群でとんでもない場所、この時期にしか見ることができない!と言っても過言ではありません。「遠くからでは見えないわけだ」「自分では到底来ることができない」とは、協力員さんのつぶやきです。

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 (甲斐国分寺跡)
 塔の芯礎です。一体高さはどのくらいあったのでしょうか、塔の高さは48mと推定されます。今年度の史跡文化財セミナーでは、この甲斐国分寺跡などを巡る「古代一宮と鎌倉往還」を開催予定(12月)です。新しい発見があるかもしれません、よろしければご参加ください。

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 (姥塚古墳、山梨県指定史跡)
 古墳の直径およそ40m、石室の規模は長さ17.54mにも及ぶ…。東日本屈指の巨大横穴式石室を持つ姥塚古墳は、積石塚とは比べものになりません。ザ・権力者の墓!と言えるでしょう。「ほこりっぽい…」「こんなに大きいのか」ため息とともに聞こえてきました。
 横根・桜井積石塚古墳群、春日居郷土資料館、寺本廃寺、甲斐国分寺跡そして姥塚古墳を巡った県内研修でした。

2008年03月29日

続・旅立ちのとき

 「70cmをこえる身長、均整のとれた美しい文様、そして4回にも及ぶ海外出展…。(中略)その殿林が考古博物館を旅立っていきました。」
 これは(2007年)9月11日に掲載した「旅立ちのとき」の書き出しです。その「殿林」(甲州市、深鉢形土器)が帰ってきました。

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 落ち着きとともに風格さえも漂わせるその様は、縄文時代コーナーの中央に構えるにふさわしく、我々には安心感を、そして初めての来館者には驚きと衝撃を与えます。ここが殿林の指定席、半年ぶりに所定の場所に戻ってきました。
 東京国立博物館との相互貸借は以上で終わり、当分の間ありません。が、そこは「縄文王国」山梨、殿林に続き、他館や他県へと新たに旅立ったものがあります。

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 左:深鉢形土器(甲州市安道寺遺跡) 兵庫陶芸美術館へ(貸出中、6月中旬まで)
 右:深鉢形土器(笛吹市一の沢遺跡、重要文化財) 同上

 殿林も5月から(11月まで)東京・京都・広島を巡回するなど、上述の2点以外にも多くの考古資料が今後旅立っていきます。残念な気持ちもありますが、他県(他館)で多くの人に見てもらえる!と思えば、喜ぶべきことなのでしょう。
 さて、この回(ページ)をもって協力会ブログ担当が変わります。前回も含め足かけ2か月程度という非常に短い間でしたが、これまでありがとうございました。4月からは新しい担当が新しい色で、そして新しくも柔らかな感性で運営していくことと思います。引き続き変わらぬご愛顧を、そしてご協力をお願い申し上げます。また、2年間担当してきた考古博物館ホームページも、本日の更新を最後に、担当が変わります。協力会ブログ共々、今後とも切にお願い申し上げます。

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 最後の掲載は、園内の様子、今日の桜です。最後の1枚なのに、曇天のため映えない写真となってしまったのが残念です。結局、当館の桜は24日(月)に、一番開花して欲しくなかった日に開花してしまいました。そして今日は早くも満開に。
 4月6日の史跡文化財セミナーを含め、今後も桜には悩まされそうです…。

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